日常生活における水の大切さを学ぶ(航史記者)
くまモン記者団の、航史記者(上天草市)です!
9月7日(土)、イオンモール熊本で開催されていた「水の学び舎(まなびや)inイオンモール熊本」に参加してきました。
みなさんは、「歌う防災士 しほママ」を知っていますか?
<しほママ>
防災・安心プランナー 柳原志保(しほママ)氏。テレビの防災コーナーでおなじみ「歌う防災士」しほママ。宮城県出身、東日本大震災で被災後、移住先の和水町(なごみまち)で熊本地震と熊本豪雨を経験。「エンターテインメント防災」が話題を呼び、全国で活躍中!(ポスターより引用)
まず、しほママと公益社団法人熊本県浄化槽協会の人が、下水道と浄化槽の説明をしてくれました。そのあと、ペットボトルに砂や砂利、活性炭が入ったものと泥水を見せて、「これは何でしょう?」の質問があり、ぼくは夏休みに八代浄水場の親子水道教室に参加していたので、すぐにそれがろ過装置だと気付き、答えることが出来ました!
正解だったので、簡単トイレのお試しセットをもらいました!災害時にトイレが使えないときにこれがあればゴミとして処理できるすぐれものです。
次に、しほママが「避難所生活のときに一番困った」というトイレ問題について教えてくれました。もしもトイレの水が流せなかったときは、中身の見えない黒いビニール袋を便器にかぶせて、そこにうんちやおしっこをするそうです。もちろん、そのままではにおいがして避難所などでは大変なことになります。そこで凝固剤をふりかけてかためてから、ビニールの空気をぬいて袋の口をしばります。捨てるときは、ゴミ袋に「し尿(しにょう)」としっかり書いてから、燃えるごみとして出します。それをしないことで、災害が起きた時にゴミを集める人が仕分けの際、中身をあけて「うわ~!」となって、とても大変な思いをしたそうです。
ぼくたちも、簡単トイレ作りに挑戦!黒いビニール袋に、おしっこに見立てたお水を入れてから、新聞紙を入れます。しほママは、「より多く水をすわせるためには新聞紙をどうやって入れたらいい?」とクイズを出しました。ぼくは、クシャクシャっと空気をふくませて入れましたが、新聞紙をビリビリっと細かくやぶくといいそうです。見開き2ページの新聞紙で100ml程度を吸い取るそうです。
実際に凝固剤を入れて固まった状態の水を見せてもらいました。ゼリーみたいになって、ザラザラでぷにょぷにょした手ざわりでした。
発言をしたら、今度は「使い切りMY洗浄機」というポケットウォッシュレットをもらいました!
3つの大きな災害を経験したしほママの話しにはとても説得力がありました。災害時に電気が使えなくなったときに役立つ、ペットボトルランタンも作りました。下からライトで照らすと、かいちゅう電灯よりも明るくなります。水を入れて作りましたが、牛乳や乳さんきん飲料でも明るくなるそうで、その様子も観察することができました。
いつ起こるか分からない災害にそなえて、みなさんも簡単トイレやペットボトルランタンを作ってみてはどうでしょうか。
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