山都町でキャンプ体験(那奈実記者)
こんにちは! くまモン記者団の、那奈実記者(菊池市)です。
今回は、8月19日から20日にかけて開催された「山都町こどもまんなかSDGsサマースクール」のキャンプについてお話しします。このキャンプでは、日本の伝統文化や環境保護について学びながら、仲間と共に貴重な時間を過ごしました。
日本の伝統文化に触れて
集合場所は山都町にある清和文楽館。お母さんは仕事の都合で11時30分に帰らないといけなかったので、私は一人で文楽館の受付で預かってもらいました。12時30分から受付開始。母からもらった参加費を持って、無事に一人で成し遂げました。
13時からは「日本の伝統文化 人形浄瑠璃を学ぼう」というプログラムが始まりました。これは人形劇で物語をつづる日本の伝統芸能です。私自身、日舞を習っていることもあり、その動きやリズムに共通点を感じ、非常に興味深く学ぶことができました。人形の動きに込められた物語の奥深さに触れ、伝統文化の素晴らしさを再確認しました。
残飯のないカレー作り
夕方17時からは「残飯のないカレー作り」に挑戦しました。カレー作り自体は少年自然の家で経験していますが、残飯を出さないように作るのは初めての試みでした。食材を無駄なく使い切る工夫をしながら、仲間と一緒に美味しいカレーを作り上げました。できあがったカレーはどこか特別な味がして、最後の一口まで美味しくいただきました。この経験を今度は少年自然の家の先生たちにも教えてあげたいと思いました。
星空の観察
夜の20時からは「星が生まれる現場」という星の観測と勉強会が行われました。山都町は、私が住んでいる菊池市よりも標高が高い場所です。そんな山都町での星空観察は、まるで宇宙がすぐそこにあるかのような感覚を味わいました。広がる星空に思いを馳せながら、宇宙の神秘とその広がりに心が満たされました。
参加者との交流
このキャンプの担当者の方が、私に「どうして菊池市から参加したの?」と尋ねてきました。私は「くまモン記者団の資料にこの取り組みのパンフレットが入っていて、母が応募してくれたんです」と答えると、担当者の方は「だから熊本市からの参加もあったのか」と言っていました。実は、この「山都町こどもまんなかSDGsサマースクール」は全3回のプログラムで、今回が3回目。前の2回には熊本市の小学生が参加していたそうで、どこで知ったのか疑問だったとのことでした。去年までは山都町の子どもたちだけだったので、他の地域からの参加がとても嬉しいと話してくれました。「来年もぜひ来てね」と言われたので、来年も母に応募してもらおうと思います。
SDGsとのつながり
このキャンプを通じて、私はSDGs(持続可能な開発目標)の重要性を改めて感じました。食材を無駄なく使うことは、目標「つくる責任 つかう責任」に通じます。また、伝統文化を学ぶことで、目標「質の高い教育をみんなに」と目標「住み続けられるまちづくりを」の達成にもつながると感じました。そして、星空を眺めることで、目標「気候変動に具体的な対策を」の重要性を実感し、私たちが守るべき地球の大切さに気づくことができました。
このキャンプでの体験は、私にとって大切な思い出となりました。自然や文化、そして地球とのつながりを感じながら、次の世代に向けて持続可能な未来を築いていくために、これからも学びを深めていきたいと思います。
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