防災を学ぼう(冬馬記者)
くまモン記者団の、冬馬記者(熊本市)です!
11月16日 土曜日、サンロード新市街で行われた中央区防災フェア2024のイベントに行って来ました。そこで、驚いた事や学びになった事を紹介します。
(こんなに美味しいの!非常食)
非常食と言えば、缶やパックに入っていて長持ちするけど、美味しいものが少ないイメージがありました。なぜなら、家にあった賞味期限間近の非常食を食べた時、そんなに美味しくなかったからです。ですがこのイベントで試食した「五目ごはん」が美味しくて、「これが非常食?」って言いそうになるくらい驚きました。
(地震の揺れにはタイプがあるの?)
地震で「長周期・短周期」って聞いたことありませんか?長周期は大きく長い揺れのことで、高いビルの上の階がとても大きく揺れます。短周期は小刻みに短く揺れのことで、一軒家などの低い建物が被害を受けやすいそうです。実際に模型を使った実験を見せてもらって、高層ビルの揺れの大きさが良くわかりました。
(地震のあとは津波にも注意)
地震のあと、海が震源だと津波が来ます。これは、地震によって海水全体が上下に押されて、波になって押し寄せてくるもので、揺れと津波の大きさは比例するそうです。
(浸水でドアが開かない!)
扉の外側に60㎝の水が溜まっていて、内側から扉を押して開ける体験をしてみました。思いっきり押しても少し隙間が開くだけで、なかなか開きません。母と2人で押しても無理でした。水位60㎝だと、130kgの力士が押し返しているのと同じくらいの水圧があるそうです。とても鍛えた消防士さんじゃないと開かないそうです。
(ハンカチは大切)
学校の避難訓練で、ハンカチで口をおさえながら逃げませんか?甘い香りの白い煙が充満したテントの中を進む体験で、ハンカチ無しで行くとドンドン煙が口の中に入って咳き込んでしまいましたが、ハンカチで口を押さえてやってみると全く平気でした。この体験でハンカチの大切さを実感しました。
(突然の雷雨。その時どうする?)
突然の雷雨で外にいたら、どうすべきか?川の近くにいる時は、増水するかもしれないので橋の下で雨宿りなどせず、川から離れて高くて頑丈な所に逃げましょう。公園にいたら、木から4~5メートル離れて、トイレや頑丈な建物の中に隠れましょう。また、金属を身に付けていないからと言って安心はできません。金属を付けていなくても、同じように避難しましょう。このような突然の雷雨(積乱雲)には、発生前の3つの危険なサインがあります。①黒い雲が近づいてくる ②雷の音が聞こえたり光が見える ③急に冷たい風が吹く この危険なサインを感じたら早めに避難しましょう。家が近ければ帰りましょう。
(消火器を使おう)
最後にVR消火器体験をしました。消火器の使い方は、ピンを抜いてホースを火に向け、上のレバーを押すと消火剤が出ます。15秒くらいしか噴射出来ません。火が小さいうちに火の根元を狙いましょう。学校での火災訓練が役に立って、上手く消火出来ました。
(終わりに)
このイベントで、災害が起きたらどうするのか、事前にとる行動や対策を知ることが出来ました。さっそく家の避難用具の確認や対策をしていきたいです。
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