水引作り(那奈実記者)
こんにちは! くまモン記者団の、那奈実記者(菊池市)です。
新年を迎えるにあたり、祖母と一緒にお正月の寄せ植えに挑戦しました。その中で、水引を初めて作ることになり、少し緊張しましたが、祖母の手ほどきのおかげで上手に仕上げることができました。
水引とは、和紙をこより状にした紐で、贈答品に添える飾りとして古くから日本で使われています。その起源は飛鳥時代に遡り、遣隋使だった小野妹子が隋から持ち帰った贈り物にかけられていた紅白の麻紐が始まりとされています。こうして、日本の貴族の間において、紅白に染めた和紙の紐が「水引」として贈り物に添えられるようになったそうです。
水引の結び方にはさまざまな種類があり、それぞれに意味があります。例えば、蝶結びは何度でも結び直せることから「何度あっても嬉しい出来事」を意味し、出産祝いや入学祝いなどに使われます。一方、結び切りは一度結ぶとほどけないことから「一度きりであってほしい」という意味を持ち、婚礼や快気祝い、弔事などに用いられます。
今回、祖母と一緒に作った水引は、金と銀の組み合わせで和結びをアレンジしたものにしました。寄せ植えに添えられた水引は華やかさを増し、お正月の雰囲気を一層引き立ててくれました。
水引作りを通じて、伝統文化の奥深さや手作りの温かみを感じることができました。また、祖母との共同作業は、家族の絆を深める貴重な時間となりました。このような伝統工芸を次の世代に伝えていくことは、SDGsの目標「住み続けられるまちづくりを」にも通じる大切な取り組みだと思います。
新年の寄せ植えに自作の水引を添えることで、日本の伝統文化を身近に感じることができました。これからもこうした経験を大切にし、地域の文化や家族とのつながりを深めていきたいと思います。
#国連を支えるこども未来会議
#SDGs未来都市
#熊本県
#くまモン
#くまモン記者団
#こどもの目線で地域の魅力を発信
#那奈実記者