世界遺産 三角西港(冬馬記者)
くまモン記者団の、冬馬記者(熊本市)です!
三角西港という港を皆さんは知っていますか?三角西港は世界遺産に指定されている港で、長い歴史を持っています。今回は、その三角西港について紹介します。
(歴史)
熊本にはかつて良い港がなく、明治になっても出来ませんでした。そんな中、1887年に三角西港が開港。米、麦、麦粉、石炭、硫黄などを中国に向けて輸出しました。石炭は三池炭坑のものでした。警察署や役所、裁判所も出来て発展しました。しかし港付近の風や潮の流れの影響で上手く着岸出来ずに使いにくいという点と、九州鉄道が近くの三角東港で終点になったため、主要港が東港に移り、使われなくなりました。
(建物)
三角西港の歴史あるたくさんの建物の中から1つご紹介します。旧高田回漕店という建物で、海運業を営むお店です。4隻の船でお客さんや荷物を運んでいました。現在、その建物の中に入る事が出来ます。2階に続く階段は急ですが、上からの景色は最高です。
(風景)
道や海岸線にある埠頭も石造りです。周囲には小さなカニも生息していて、魚釣りも出来ます。埠頭からは、天草五橋の1号橋や天城橋も見る事が出来ます。カフェもあって、海を見ながらゆっくり過ごせます。太陽の光を浴びてキラキラ光る海は、とても美しく宝石のようです。
(おわりに)
三角西港は歴史を感じられるとても素晴らしい港です。この誇るべき熊本の世界遺産を、長く後世に遺していきたいですね。
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