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不動産買う人!金利って確認した?

投資用不動産、マイホーム等、物件を買うとき、ローンを組んで購入する人は多いと思います。この時、物件自体はすごく吟味するのですが、抜けがちなのが、ローン金利の確認です。みなさんは物件を買うとき、金利を確認しましたか?自分が組んでいるローンの金利が何%か知ってますか?またその金利が相場と比較して安いか高いか知ってますか?

今回はローンを組む時の、銀行金利についてTipsをお話しします。知ってるのと知らないので、数十万、数百万が変わってくる話ですので、ぜひ皆さん知っておいてください。

金利が決まる要素

銀行の利率 × あなたの信用度 × 不動産会社の信用度

銀行の利率って、誰が借りても一緒ということはありません。あなたがどこの会社に勤めているか、どのくらい収入があるか、勤続年数は何年かにより金利が変わります。

1)銀行の利率

銀行ってどこでも一緒と思っていますか?そんなことはありません!
銀行ってそれぞれ特徴があります。同じ住宅ローンでも、金利が低めのところ、ローンの種類がたくさんあるところ、資産の評価の仕方、窓口のサポートの有無、団信の金利等ちょこちょこ違うんですよね。

何言ってるかわかんないかもしれませんが、やって欲しいことは、いろんな銀行に行ってみることです。物件を選ぶために不動産会社に行くと、おそらくその不動産会社が提携している銀行をお勧めされると思います。(何も言われず、勝手に銀行名に提携銀行の名前が書いてあることがほとんどです。)それをそのまま受け入れるのではなく、他の銀行だと金利がどのくらいになるのか調べてみてください。

銀行には、皆さんが良く知っているメガバンクと呼ばれるところ、地方銀行、ネット銀行などいろんな種類があります。0.1%でも金利が低いところでローンは組みましょう!

2)あなたの信用度

上場企業や、有名で大きい会社に勤めているほど/年収が高いほど/勤続年数が長いほど、その人は返済能力が高い(=信用度が高い)と判断されるので、銀行は安い金利で貸してくれます!

実は、不動産(投資用)ローンが組めるのはサラリーマンの特権といわれています!なぜならサラリーマンが最も有利にローンを組むことができるからです。自営業や、社長をされている方は、サラリーマンより稼いでいたとしてもなかなかローンを組むことができません。収入が不安定で、返済できなくなるかもしれないと思われているからです。何気なく会社員で働いているかもしれませんが、その間に、あなたには数千万円のお金を借りる「信用力」がついているんです!

あとは、上記が収入面の条件だとすると、支出面の条件があります。具体的には、他に借り入れがないか(カーローンとかキャッシングとか)、これまで支払いの未納・滞納がないかなどです。いつお金を借りたくなるかわからないので、未納・滞納等には十分注意してください!意外とあるのはサブスク料金が、空の口座からずっと引き落とされていたというパターンです。数百円でも滞納は滞納なので、そういうことがないようにしましょう!自分に未納滞納がないかを確認したい人はCIC(Credit Information Center)というサービスがありますので、チェックしてみてください。

3)不動産の信用度

最後は不動産屋さんの信用度です。不動産屋の信用度とか関係あるの?と思われるかもしれませんが、あります!そもそも、物件は複数の不動産業者で売られていることがほとんどです。その不動産業者しか扱ってない物件というのはほとんどないです。ということは、不動産業者も信用度が高いところを選んだほうがいいです!今買おうとする物件は、他の業者でも(たぶん…)売ってます!

信用度が高い不動産屋さんが、どんな不動産屋さんかというと、歴史が長くて取引量が多いところです。こういうところは、銀行側も信用しているので特別な安い金利で貸してくれます。また、これは感覚的なものですが、銀行のお墨付きの不動産業者であれば、なんとなく安心感もありますよね。

まとめ

金利って、数パーセントの世界なので、あまりイメージつかないし、そんなに重要視しなくて良いのではと思ってるかもしれません。でも物件は安くても数千万円とかしますよね?その数パーセントってやっぱり大きいです。3000万円の物件であれば、0.5%金利が違うだけで毎年の支払いが15万円違います!これが35年ローンとかだと35年間どんどん積みあがっていくわけです。投資用不動産は、お金のために物件を買うのですからだから、物件ばかりに目をとらわれるのではなく、金利にも注目してみましょう♪


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