32歳独身。理想のプロポーズを妄想してみる。
おはようございます!こちらは午前9時!
お久しぶりのnoteです!書くたびにお久しぶりです!笑
この度ですね、「理想のプロポーズについて書いてください」というご依頼をいただきました!
なにそれ楽しそうやるやる〜!妄想なら任せて〜!と、二つ返事でOKしたものの、いざ妄想してみるととてつもなく現実的な自分が居て、あぁ!ごめんなさい!求められているものと違うかもしれない!でも自分に嘘もつけないから正直に書くわ!許してくれ〜〜〜という気持ちです。笑
理想のプロポーズっていうと、夜景が綺麗なレストランで...とか、そういうTHE☆ロマンチック!!!みたいなのになるじゃないですか!
でも私、たぶん勘づいちゃうんですよね。笑
なかなかに結婚適齢期だし、もし彼氏がいたら誕生日やクリスマスなどのイベントがある度にもしかして今回あるんじゃないの!?ってうっすら期待してしまうし、ちょっと洒落たとこに連れて行かれようもんなら、もしかしてモードMAXになってしまうと思うんです。
デートの度に毎度洒落たとこ連れて行かれるなら別だけど、そんなバチェラー的なことは現実にはないと思うし。笑
勘づいちゃってそわそわするのが苦手なんです。びっくりしたリアクションしなきゃ!みたいな、謎のプレッシャー。ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』でも、とわ子が誕生日サプライズにびっくりする練習してたよね。プロポーズの気配を感じたら、多分私あれになる。笑
だから、もう日常の中にあって欲しいんです。(よ〜し、妄想始めるよ〜!うふふ)
日曜日の午後。
部屋着ですっぴんぼろぼろな私と、同じく部屋着で過ごす彼。
付き合ってすぐに一緒に暮らし始めた私達。もうすぐ1年になる。
午前中はそれぞれ趣味に没頭していた。
私はミシンで服作りを。
彼はなんだろ?まぁなんか好きなことしててくれたらなんでもいいや。幸せならそれで良し。
昼食後に捏ねた手作りパンを発酵させている間、ゲームをしている彼の横で愛犬と一緒にお昼寝をして、起きたら「半目で寝てたよ〜」って言われてケラケラ笑うような平和な日。
オーブンでパンを焼いてる間、じゃあご飯でも作ろうかと言って一緒にのんびり夕飯の支度を始める。
今夜のメニューは、一緒に本屋さんで見つけた料理本に載ってる初挑戦のレシピ。海外の煮込み料理のような、スープのような、ポトフのような、そんなやつ。
海外旅行で買った謎のスパイスを使ってみるの巻、スタート。
約束してるわけじゃないけど、週末はいつも一緒にキッチンに立って料理をする。
お互い料理はするけど得意ってわけじゃないので、うまくいく日もあれば行かない日もある。
そして今日はうまくいかない日だった。
謎のスパイスを使った謎スープ、爆誕。
そもそも本物を食べてことないから正解がわからないよね?なんて言いながら、鍋の前で立ったまま何を足したら美味しくなるか研究しながら食べる二人。
せっかく焼いたパンもそのまま手でちぎりながら食べる。こうやって食べるのが一番うまい。
食後、コンビニにアイスを買いに行く。
私はチョコモナカ、彼はガリガリくん。
秋風が気持ち良くてどこまでも歩ける。
結局スープの正解がわからないまま終わったけど、楽しかったね。
また謎料理研究会しよう、きっといつか伝説のスープが出来上がってビストロ構えちゃうかも!なんてくだらない話をしながら、わざと遠回りして知らない道を歩いて帰る。これも二人の週末ルーティーン。
まんまとプチ迷子になった時、金木犀の香りがして立ち止まる。
香りを嗅ぐふりをして大きく深呼吸する彼。
私も真似をするけれど、あまりの気持ち良さにあくびが出そうになって、我慢したら変な顔になった。
それをみていた彼。
「おもしろいからこのまま結婚しちゃおうか」と、笑いながら優しく抱き寄せる。
秋風のせいか、いつもより温かく感じた。
「そうだね、そうしよ〜」と、私が半分眠った声でもたれかかると、せっかくくっついたのにめり〜っと剥がされた。
ちぇ〜そっちが引っ張ったんじゃん!と思ったその時、彼が私の顔を覗き込んで言った。
「冗談じゃなくて本当だからね?」
彼のポケットから指輪が出てくる...
いつもふざけた会話ばかりの二人だけど、彼の表情を見てすぐに本当のやつだとわかってそれがそのまま声に出てしまった。
「本当のやつだ...」
「なにそのリアクション」
彼は優しく笑ってまたすぐに真剣な顔に戻った。
初めて見る表情に、私の方が緊張してすっかり目が覚めた。
また一緒に深呼吸。
金木犀の季節で嬉しいなと思った。
しっかりと立ち直した彼。
私も一緒に背筋を伸ばす。
「みきさん、僕と結婚してください。」
「はい、よろしくお願いします。」
さっきより更に温かくなった手で指輪をはめてもらう。温かいというより、ちょっと熱い。
指輪は少し大きくて、落とさないようにぎゅっと手を握りながらまた歩き出す...。
「ところでさ、みきさんって呼んだことないよね?」
ちょっとからかった声で言ってみる。
「いいじゃん、プロポーズの時くらいそう呼んでも。」
「ううん、すごく良かったからこれからもみきさん呼びでいこう!」
「え〜〜〜。じゃあ今から呼ばれたことないあだ名で呼ぶゲームね!」
次第にまたいつものくだらない会話に戻る二人。
来週も、これからもこれが続いて、金木犀の季節になる度に今日のことを思い出して笑うのだろう。
……
……
み!た!い!な!!!!!!!!(うるさいw)
はい、しっかり妄想して楽しかったですありがとうございます。笑
そして妄想してみたらこういう人を求めてるんだなぁってのも見えてきました。
それぞれが人生楽しんでて、一緒に冒険できる人が理想だなぁ。
失敗も楽しんじゃうような楽ちんでハッピーな関係がいいな。
数年以内に登場よろしく頼むよ!その彼よ!
ちなみに、私がプロポーズするならってのも妄想してみました。
もし私が男性だったらでもいいし、女性からのプロポーズももちろん有りだと思うから、
どうか、もうちょっとだけこの妄想にお付き合いください。笑
私、彼氏と海外旅行するならずっと一緒に行動するんじゃなくて、どこか1日別行動の日を作ってその日の終わりにレストランで待ち合わせをして、夕食を食べながらお互いにどんな1日を過ごしたのかおしゃべりし合うっていうのをやりたいんです。
それで、その1日の中で彼へのプレゼントを探したり、お店で手作りの指輪を作れるとこもあるからそこで指輪を作って、その夜に渡してプロポーズするのもいいなって。
もし相手からOKもらえたら、そのまま写真館か何かに行っていろんなシチュエーションでのプロポーズしてるところ写真を撮りたい。笑
例えば、「貸切のヘリで夜景を観ながらプロポーズしてる風」とか、「海岸沿いで夕日を背景に、マネキンいっぱい並べてフラッシュモブ風」とか。笑
プロポーズってたくさん経験できるものでは無いから、色んなシチュエーションの写真とってやり切っちゃいたいって思うんです。合成でいいから色んなセリフの色んなシーンで動画にも残したい。これ、ふざけてるようだけど大真面目に言ってます。笑
そういうのを面白がって一緒にやってくれる人がいいなぁ〜^^
我が人生への登場、お待ちしております☆
いや〜妄想楽しかった。
妄想してひとり遊びするつもりが、書いていてお相手の理想像が浮かんできちゃうという楽しくも真剣な時間となりました!笑
これちょっと真剣におすすめなので、皆さんにもやってみて欲しいです。妄想するのはタダなので、自分がプロポーズするならorされるならで、いろんなバージョン考えてみましょ!
YouTubeでは最近、妄想でデートの準備をする動画をアップしたのですがこれもなかなか楽しかったのでおすすめです。今度プロポーズの日verで妄想して撮ってもおもしろそうだな〜!
楽しい妄想の時間ありがとうございました♡
皆さんもぜひ、妄想をお聞かせてください♪
このnoteは、ブライダルリング専門店 I-PRIMO × note企画
「わたしの憧れプロポーズ」に寄稿したエッセイです。