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「世界の人に喜んでもらえるソフトを」株式会社Youfit 代表取締役 ”生座本 真さん”

「身近なところから、周りの人を幸せにしたい。」
ソフト開発とCSR活動の両面で社会貢献をされる、”生座本 真さん”のお話をお伺いしました。

生座本 真さんプロフィール
出身地:福岡市
活動地域:福岡、東京
経歴:福岡大学卒業後、ソフトハウスに就職。独立して(株)Youfit 代表。会社レベルはLV5。キメラはまだ倒せない。
現在の職業および活動:株式会社Youfit 代表取締役(ソフトウェア開発)
座右の銘:努力に勝る天才なし

「身近なところから、周りの人を幸せにしたい。」

Q1.どのような夢やビジョンをお持ちですか?

生座本 真さん(以下、生座本 敬称略)
夢は、”身近なところから周りの人を幸せにすること”
です。
まずは自分が幸せになり、身近に接する家族や社員、お客さまの幸せをつくる。そして、地域、福岡、九州、日本、アジア、世界へと、その輪を大きくしていきたいです。幸せとは、物心共に豊かになるイメージです。物質面は金銭的な豊かさ、心面は愛情を持って優しく厳しく接することで豊かにしていきたいです。それを通して、身近な人から社会まで、恩返しをしたいと思っています。

Visionは、”世界の人に喜んでもらえるソフトをつくること”です。会社を大きくする事で、雇用を日本だけではなく世界にも生み出して行きたいと思っています。

「世界の人に喜んでもらえるソフトを普及。」

Q2.その夢やVisionを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

生座本 今は計測のソフトをメインでつくっていますが、世界の人に喜んでもらえるソフトの開発と普及も目標としています。

最近、”YeLL(エール)”というバスケットボール関係者が活用するアプリを開発しました。今は福岡県の小学校だけに対応していますが、
1年後(2020年オリンピックまで)には九州中のミニバスに広げ、
3年後には日本のバスケットボール界全体に広がり、
5年後にはバスケだけでなくサッカーや野球も日本全国に広め、アジアや世界にも進出したいと思っています。

また、”チャイルド・ファンド”というCSR活動も5年間続けています。アジアの発展途上国には、今も学校や病院にも行けない子どもたちが沢山いるそうなんですね。その子どもたちが教育を受けたり病院に行けるように、寄付をしています。うちの社員ひとりひとりが賛同してくれて、今は、フィリピンの子ども5名に対して寄付と手紙のやりとりをしています。その人数を少しずつ増やして、ゆくゆくは、その子たちの雇用も生み出したいと思っています。うちの社員にもなってもらいたいですね。

将来的には世界をよくしていきたいので、CSR活動も並行してやっています。

「お客様を成功させ、我々も成長する。」

Q3.その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような(基本)活動をしていますか?

生座本 企業理念は、「お客様を成功させ、我々も成長する。」です。お客様のVisionに対する課題をちゃんと理解し、共に成長するWin-Win関係を大切にしています。YeLLというバスケアプリも、利用者さんが喜んでくれる事を第一にしています。残念ながら、世の中にはお客様のニーズに沿わず、全く使えていないアプリもたくさん存在しています。それはとても勿体ないと思うんですね。

記者 お客様のニーズを聞くときに大切にされていることは何ですか?

生座本 そうですね。質問を通して、お客様が一番大事にしているところを聞くようにしています。聞き取る事も伝える事も難しく失敗する事もありますが、できるだけお客様にも伝わるように視覚的に見せる事も意識しています。

「何で自分は生まれてきたのか?生きている間に何をするのか?」

Q4.そもそも、その夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?

生座本 前職は5年間サラリーマンをやっていました。毎日、同じように働く中で、「何で自分は生まれてきたのか?」「生きている間に何をするのか?」と考えるようになりました。「何で自分は生まれたんだろう?」それは、両親や先祖によって生まれたし、地域や市、県、日本というコミュニティがあったから自分が形成された事に気づき、「その環境すべてに恩返しをしたい!」と思ったんですね。

サラリーマンでは影響を及ぼせる範囲が小さいので、自分で会社を興す事で幸せにできる範囲が大きくなると思い、起業を決意しました。

その後、幼馴染の相方との出会いにより、YeLLのアプリの開発にも至りました。僕は相方を尊敬していますし、お互いになんでも言い合える関係で喧嘩もしますが、だからこそ良いアプリをつくれていると思います。

「ぼくは皆より劣ってる。だから頑張らなきゃ。」

Q5.その発見や出会いの背景には、何があったのですか?

生座本 とにかく、本からたくさんの事を学んでいました。

学生時代は全然頭を使っていなかった僕は、社会人一年目の時に、人と話も通じず人と比べて理解力も無い事を実感し、「やばい!」と焦りました。その時に「ぼくは皆より劣ってる。だから頑張らなきゃ!」と思って、本を読みだしたんですね。

多い時は年間で100冊以上の本を読むようになり、自分のモチベーションがアップして、周りにいい影響を及ぼせるようになったのが本当に嬉しかったんですね。HowTo本よりも、100年経っても廃れないような人生に対して考えさせる本が好きで、そういう本を読むことで、生きている間に何をするかを考えるようになりました。

自分が人より劣ってると思ったコンプレックスから、本のおかげで今の自分に変化しました。今の自分があるのは、親や環境によってです。みんなに恩返しをして、自分が亡くなる時にはたくさんの人から泣かれるような存在になる事が僕の夢ですね。

記者 「何で自分は生まれてきたのか?生きている間に何をするのか?」という、本質的な問いを持ち、企業活動だけでなくCSR活動も取り組み続ける生座本さんから、とても強い意志を感じました。貴重なお話をありがとうございました!

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生座本 真さんの(株)YoufitのHPと書籍については、こちらから
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【編集後記】インタビューの記者を担当した熊倉と新原と島崎です。

自分を形成しているすべてに恩返しをしたい。その大きな夢をかかげながらも、今出来る事を一歩一歩着実にされる生座本さんは、芯の強さとしなやかさを併せ持っている人だと思いました。生座本さんの様な人が増えていく事で、人も環境もとても豊かになると思います!これからも、ご活躍を心から応援しています。ありがとうございました!

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。


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