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DATA Saber認定と私の二つ名

だいぶ遅くなってしまったのですが…(笑)
DATA Saber挑戦の振り返りと二つ名に込めた初心表明をブログにまとめました。

いつもながらの長文ですが、よかったら読んでいただけると嬉しいです。
そして、これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。



2024/5/31(金)
無事にDATA Saberの認定を頂きました。

「長かったようで、あっという間」

普通だったら、そう表現するところなのかもしれません。

でも、私にとっては
「あっという間のようで、長かった」
こちらの感覚の方が近いです。

90日間という濃く長い旅路の中で、出会ってきた人や物、挑戦してきた事、それらを通し、私を取り巻く環境が変わり、なにより私自身が変わったように思います。

一言でいうならば、“世界が開けた”という感覚。

挑戦する前と後、そこには大きな違いがあり、私にとっては人生のターニングポイントとして振り返る90日間だったのではないかなと思います。

まだまだ上のレベルがある。
会社の中に閉じこもっていたのでは、絶対に出会えなかった技術や人、場所、マインド、そういったものと出会えたことが、この挑戦を通して得た私の1番の財産だと思っています。

ご多忙な中、惜しみなく時間を割き、優しくもみっちりと、お話しする度に新たな視点や知見をたくさん与えてくださった師匠、常に新たなフェーズを求め、研鑽し、いつもかっこいい背中を見せていただいた先輩方、Tableauが好きという共通項だけで、会ったこともないぽっと出の人間に、応援や励ましの言葉、そして刺激をくださった皆様。直接、間接問わず、私と出会ってくださった全ての方に、心からの感謝を申し上げます。


さて、これからDATA Saberとしての第一歩を踏み出すにあたり、二つ名を決める必要があります。

悩んだ末、私は次の名前を頂くことにしました。

Impressionist for DATA

この二つ名には、私にとって決意であり、初心である2つの意味を込めています。

1つ目。

“Impressionist”は、絵画の”印象派”の人達を指す言葉になります。

ああいう色や光を印象的に使った画風が好き、というのもあるのですが、

印象派とは元々、神話や聖書といった理想主義のモチーフをいかに精緻に描くかという事を第一としていた当時の画壇に対し、「自然」そのものの美しさを提唱して、その美しさを自分たちのやり方で、ありのまま表現しようと戸外に飛び出していった人達のムーブが起こりとされています。

私にとってデータは、彼らにとっての自然と同じような意味を持っている気がしていて。

印象派の人達が自然そのものの美しさに感銘を受けたように、私はデータそれそのものを美しいと感じています。
だから、Tableauを通して、そのデータの美しさをそのまま写し取って表現できるようになりたい。

そんなVizのクリエイターでありたい。

その想いを込めて、この冠を拝借いたしました。

2つ目。

DATA Saber挑戦期間中、
不思議と自分の原点について考えることが多かったように思います。

私昔、作家や脚本家に憧れていたんです。

感受性が強く、内向的だった私にとって、
本や舞台を通して語られる、その世界や言葉は何よりも美しく、刺激的で、何度も震える程感動し、そしてその度に心を救われてきました。

ああ、私も言葉という手段で、誰かの心を動かせるものを作りたい、感動を生み出せる人でありたい、そんな漠然とした夢を抱いていたことがありました。

今別に、そのかつての夢をどうこうということはありません。
でもVizを作る時に、ああでもない、こうでもないと一生懸命頭を悩ませる中で、ああ結局、私の動くモチベーションは変わっていないのだなと感じた時間がありました。

「心が動く瞬間」
それは、私にとって何よりも重要なもののようです。だから叶うならば、それが溢れる世の中であってほしい。私の力はそのために使いたい。

“Impressionist”には「Impression(心を動かすもの)を生み出す人」という意味も込めました。

Vizの美しさを通してでもいい。
データを通して語るストーリーでもいい。
常にもがき、足掻く私自身の生き様でもいい。

どんな形でも、
私の残すもので、誰かの心を少しでも動かせたら。

そして、他でもない私自身が
そうしたものに救われてきたように、

動いた心のその余韻で

この世界は美しい
この人生は生きる価値がある

そう思ってもらえたら。

それが、たったひとつの私を動かす原点です。

“DATA Saber”としての肩書きを背負うことは、必ずしも楽しいことばかりではないと思っています。

道に迷う時もあるでしょう。
なにもかもに嫌気が差してしまうことがあるかもしれない。

そんな時には、
やっぱり自分自身のこの原点に戻ってこようと
そう未来の私に言い聞かせて、

不束者ながら、この名前を残していきたいと思います。


さて、一生に一度と、ずいぶん大それた恥ずかしいことを書いてしまいました。これからどうしましょうか(笑)

まだ私のTableauはまっさらな状態。
一筆ずつ、心の赴くままに描き続けていきたい。

皆様これからも、どうぞよろしくお願いいたします🙇

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