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抱っこが終わる、その前に。
月に1度の美容室。
ここはオーナー1人が切り盛りするこじんまりとした、でも、最高に日当たりがよく素敵なサロン。
最近は、子育てについて話を聞いてもらっている。
そして、このオーナー、男性なのですが、子育て、家事力、仕事力がすさまじすぎて、心の中ではいつも「ママさま」と呼んでいるくらい。
今回は、「ネントレ」について。
抱っこでしか寝ない赤ちゃんは保育園に行ったら追い返されちゃうんじゃないか。
抱っこでしか寝ない赤ちゃんは何かと困るのではないか。
とかとか、抱っこでしか寝ない赤ちゃんを何とかせねば!という刷り込まれた何かが反応して、ネントレについて動画みたり、本読んだりしている最中でして。
ママさまにそのことを話したら
「抱っこ、してあげてください」
・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
涙がぽろぽろ。
ママさま、泣いていること、きっと気づいていただろうな。
ネントレして、セルフで寝れる自立した子にしないといけないという
完璧なる私のエゴがこの一言で露呈してしまった。
いいじゃない、寝なくたって。
いいじゃない、泣いたって。
だって、抱っこしてもらいたくて泣いているんだから。
ママも抱っこ、好きよん。
でも、腰や腕がどうしてもしんどいからコニーの抱っこ紐使わせてもらっているけど、それが余計に密着してあったかくて実は好きよん。
抱っこで寝てくれる時期なんて、実はほんの少ししかないだよね。
大きくなったら抱っこで寝るなんてないんだよね。
SNSを見ると、「○○術」や「○○トレ」が当たり前のように流れてきて、これができないとやばい!と、親はひやひや。
少なくとも私は勝手に何かと自分の子どもを比べていたんだろうな。
自分がいかに楽することが子育てだって思っているんだろうな。
ネントレが良くない、ということではなくて。
ベビーのリクエストに応えられるママでありたいなと気づいた今日この頃でした。
ちゃんちゃん。
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