二極性の反応
よく“自分はこう在りたいな”とか“これが好きだな”と思うことがある。それはいいことだと当たり前に感じていたし、自分をより自由にするために大切だとさえ思っていた。
でも。自分の望む在り方や振る舞いと、全く反対の人たちに遭遇すると腹ただしくなったり、気付かぬうちに拒絶していたのだ。その原因は、長年に渡って染み付いた極性の思考のためだった。
例えば、”人に親切にしたい“と思っているとすると、自分にとって不親切にされた時やそういう場面に出くわすと、”この人は間違っている!”と言いたくなる。でもその人の言動はただの変動であって、それに印象を与えたり意味付けしたり、反応しているのは自分なのだ。
なんと、まあ。
自分の望みや想いを持つことがいけないわけではない。ただ、極性の思考がまだまだあるから、望みを強く思えば思うほど、反対の事象を生んで否定するという形になってやしないか。
ちょっと見つめてみようと思う。
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