036.ひさしぶりの京都1人旅
デザイン理論とかよくわかりません。
お仕事上、デザインを知っていないとなりたたないのが自分の仕事です。
ですが、映像素材制作・映像演出というヴィジュアル重視の分野からスタートし現在に至っていて基本的に独学できているためデザイン理論という書物は読んだことがなくよくわかりません。なんかよくわからないけど見た目キモチイイものが好きでメリハリのある配色がすきで・・・という自分の好きな感覚を頭の中に書き出してみると、それは、世間一般でいうデザインという分野にあてはまるっぽいです。
デザインがどういうものであるかそれを言語化したものを理解した上での制作と直観のような制作では雲泥の差が生じているのは分かっていますが、何より詳細を聞いているのが性に合わないというか、『頭で考えるなとにかくやってみろ派』みたいです。
以下、都内の施設名がよくでますが、私は名古屋市在住で関東に住んだことはありません。
20代、映画館で働いてた頃は、面白そうな芸術家とかの自叙伝映画をそれなりにみててその後、
CLUBにお客さんでいってた頃、VJはじめる前の段階、周囲の人は、(紙、WEB、ファッション、絵描き、映像)デザイナーって肩書のオシャレな人が多かったのですが、自分が直観的にセンスがいいって思った人の言葉には耳をすませてよく聞いてました。※物理的にフットワークよく動き回れない:笑
「恵比寿にある写真美術館あるよ」と聞いて、写美いって杉本博司さんの写真に衝撃をうけ
「ジャイルスピーターソンの選曲まじやばいって」と聞いて、それがずっと頭の中に残ってて、代官山で行われた "ジャイルスピーターソン+TOMATOのイベント" いって超やばくって
「え?そういう映像やってるのにナムジュンパイク知らないの??回顧展やってるから行ってみるといいよ。絶対ハマる」といわれ、ワタリウム美術館に足運んでとんでもなくって。。。
そういうのを繰り返してるうちに、自分の基準ができてきて、今は直観信じて動いてます。「荒川修作展」いって養老天命反転地知って現地行って超楽しくッて☆アートもデザインも蘊蓄ないし高度な説明できないけど、誰かの評価じゃなくって自分がどう感じるかが重要なのを実感。建築に興味持ったのはその時だし、名古屋市美術館が黒川紀章作品といのもひろがるキッカケでした。
アンディーウォーホル展キョウト
コロナ前に最後にいったのは「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」
コロナがヤバいかもと諦めながら図録だけ購入した「石岡瑛子展」映画で知った素敵な衣装が彼女によるものだったのがキッカケ。実際に足運んでめちゃくちゃ見たかった。東京行きたかった。。。
それからずっとどこも行かなかったけど
1月20日に「アンディーウォーホル展キョウト」いってきました☆☆☆
開催場所は「マグリット展」「ダリ展」と同じく京都市美術館なのですが、現在はリニューアルして京セラ美術館となっています。建物が老朽化だからと壊さないアプローチめっちゃ素敵。
館内はいくつもの展示が行われてて目的の場所へ行くまでも楽しい☆
入口通路にインスタレーション作品(京セラが技術提供してる作品)があって、こういう形で仕事できたら超楽しいだろうなって。
展示ではiPhoneでの写真撮影OKだったのですが、撮るのに必死で鑑賞してない方もいらして・・・「きっとこの方は京都在住の方で、別日の1回目は鑑賞なさって、2回目の今日は撮影に徹していらっしゃるのだ」とか「この方は関係者で一般向け展示はじまる前の内覧会で業界の方と話こんで作品みれず、一般むけ展示ではじめて鑑賞され、どうしても撮影したくなって出身の北海道からいらっしゃった方だ」と勝手に妄想膨らんでいきました。
今回の展示では、"銀の雲"と"影"がめっちゃすきでした☆
展示の中で「アンディーウォーホルTV」の一部が流れてて、画面に LENNYさんでてきて、「え!Lenny Kravitz ?? え?まだ生まれてないよね??」と勘違いもしました。
図録には宇川直宏さんのお名前、いろんなとこでみかけるのほんとすごい。
図録が完売したようです
アンディ・ウォーホル・キョウトは2/12までですが
2月1日に公式サイトからアナウンスがありましたが、図録が完売したようで増刷はしないようです。
平安神宮へ誘われて
何度も旧京都市美術館(京セラ美術館)は足運んでるけどずっと気になってたけど行けなかった平安神宮に寄ってみました。
平安遷都1100年を記念して創建された平安神宮
第50代天皇の桓武天皇を祭神とし、明治維新の基を築いたと言われる第121代天皇の孝明天皇もまつられています。絵馬にはたくさん合格の文字がありました。
・大鳥居から300m南にあるくとあるのが應天門(重要文化財)。
平安京の応天門を5/8のスケールで模した門。え!?これが縮小サイズなの??まじかって。
・社殿の奥真ん中にある大極殿(外拝殿)
※平安京の大内裏の正庁「朝堂院」を縮小して再現
・左にある白虎楼・西歩廊(重要文化財)
・右にある蒼龍楼・東歩廊(重要文化財)
・額殿(登録有形文化財)
・神楽殿(登録有形文化財)
これらの周囲を囲うのが4つの池からなる日本庭園・平安神宮神苑。神苑は20年かけてつくられたそうで、年に2回、無料公開の日を6月と9月に設定されているそうで他の日は大人600円となります。
今回は神苑を楽しむ時間なかったのでまた近いうちに行こうと思います。
語彙が陳腐で申し訳ないですが、平安神宮は超広い!空気感を感じるためスケール感を体感する上で実際に足をはこんでみることはとても大事だと再認識しました。
足を運んでなければ、大極殿の真ん中と應天門の真ん中と大鳥居の真ん中が一直線につながると勝手に思い込んだままでした。
こんなにすっごい平安神宮。ここの結婚式場ってすごくないですか?
今度はゆっくり行きたいです。
志津屋のパン
今回の京都旅では、奥さんにお買い物ミッションを頼まれました。志津屋のパンです。
所持しているのはガラホ(ガラケーとスマホのいいとこが合わさった携帯。ネット検索には向いてない。新規アプリもいれれない)なので、観光案内所によって相談したり。歩いてる人に聞いたり。こういうのも旅の醍醐味よね。迷子とかなりそうなのがワクワクする(←国内だからワクワクで済んでる)。
現地じゃないと買えないコーヒー豆も買いたかったけど、時間がなかったので今回は断念。
普段パン食べない人だけど、志津屋のパンはすっごい食べやすかったです。オーブントースターでちょっとだけ焦がすとめっちゃ美味☆
コーヒー豆もうないからどこかでゲットしなくては。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?