北条鉄道と五百羅漢さん
兵庫県小野市粟生駅から加西市北条町駅までを結ぶローカル線、北条鉄道。「よし、今日はこれで出かけよう!」(*^▽^*)
加古川線粟生駅で降りると、隣に北条鉄道のホームがある。
列車到着。
平日の朝なのに、けっこう乗客が多い。20分ほどで北条町駅に。
駅で地図をもらい、はじめに北へ向かう。出かける前に一応、観光スポットを調べておいたものの、初めての土地に来ると「ノープラン」になってしまうのは、ひどい地理音痴だから( ;∀;)。地図を見ても自分がどこにいるのかわかっていない。中国縦貫道が見えて、とりあえず北は分かる。('ω')
田舎道をのんびり歩く。
南に戻って、五百羅漢を目指す。今回のメインはここ!
お寺の隣に小学校や子ども園があり、静かな中にも子どもの声や合奏の音が聞こえてくるのがまたよかった。音楽会も近いのかな。
北条の五百羅漢は、江戸初期の石仏約500体がほぼ原型をとどめており、ここに来ると「家族や自分など、誰かに似た像が見つかる」と言われている。素朴な表情と、古びた佇まいは、見ていて飽きないものがある。
その後、酒見寺や住吉神社、北条の宿を見て、駅に戻る。半日の小さな旅。よく歩いた。写真を撮る練習にもなったし・・・(晴天の日に石仏を撮ると白く反射してしまうので、露出を調整しないといけない。)楽しかったなあ!
北条町駅に「1年に1回乗って、みんなで路線を支えよう」といった趣旨のポスターがあった。旧国鉄北条線を赤字で切り離した路線であり、第3セクターがいろいろと工夫して観光客を呼んでいるものの、経営事情は厳しいという話を聞いたことがある。
近場なのに、私も利用するのは今回が初めてだった。まだ行っていないコースもたくさんあるので、また行ってみたい。フリー乗車券を買うと、途中の駅で乗り降りできるらしい。次回はぜひ!