豆苗と「記録魔」?
8月の最後の週に食べた豆苗の残りを水につけておくと、あれよあれよという間に新しい芽が出て伸びていった。おもしろいので、毎朝、写真を撮ることにした。
8月27日
8月28日
8月29日
8月30日
8月31日
9月1日
つるが出てきたので、もう食べないと・・・。もっと太くするには、日光に当てないといけなかったのだろう。
子供のころからの「記録魔」で、これ面白そう!と思うと、それらを絵や文章に書いて残さないと気が済まないという変な癖があった。あっというまにノートの山(今はパソコンの中のフォルダ)ができてしまうので、どんどん捨てていくのも私の流儀。
「残しておくと授業で役に立つことがあるかもしれない?!」と、若いころは思っていたが、経験を積むうちに「残すことが大事なのでなく、収集する過程が大事で、集めたものはどんどん使っていく。使えないものは残さなくていい。」ということがわかってきた。30代の終わりごろデジタルカメラが出てきたときはうれしかったなあ。
しかし、ツメが甘くておおざっぱすぎるのも相変わらず。今回も毎朝写真を残していったのはいいが、向きやサイズがバラバラで定点観測になっていない。新聞紙を何となく下に敷いたのだが、それを使って日付がわかるように撮ればよかったのに、ということにも今頃気づく始末。
情けない(*´ω`)。。。
でも、やってみるとおもしろかったので、今度は豆から発芽させたものをラプスカメラで撮影することにした。記録を早回しして動画を作ると、理科の教材ができる!フォレスタネットの投稿も1か月更新していない。がんばろう。
そんな話を友達にすると、
「もう退職したのに、まだ仕事のことを考えてるの?」
と言われた。全くその通り。現役のころは、授業の一部、5分から10分だけ使う動画を作るために、休日の1日かけてカメラと三脚をかついで川をさかのぼるというふうに、コスパの悪いことばかりしていた。
教師の長時間労働が批判され、私もその意見に賛成だが、ある意味、寝ても覚めても授業のことが頭の中を占めていて、何か見るたびに「これは使えるかも!」とワクワクしてしまうのは、教師の「業」のようなものかもしれない。37年もの間、仕事を長く楽しく続けることができたことに感謝したいと思う。