ふるさとの秋~大原宿寄り道編~
秋分の日。お墓参りに行ってきました。前回(お盆前)はあまりの暑さに参ってしまい、掃除もほとんどできないままでした。
いつものように裏山の坂道をのぼって、竹林の奥へ入っていきます。蜘蛛の巣が顔や服にべちゃっとくっつくので気を付けないといけません。
私は基本的に「足が2本以上8本以内」のものならたいてい平気。どちらかというと蜘蛛は好きな方なのですが、さすがにジョロウグモのねばねばの黄色っぽい糸が顔につくのはいやだ・・・心の中で「身勝手な都合で巣をこわしてすみません」と謝りながら、棒で糸を払います。
墓地は思ったほど荒れていなくてほっとしました。相変わらず竹の葉が一面に散っているのを集めて、墓石を洗って花を取り換えてお線香を上げて、お昼すぎに無事終わりました。
村ではほとんど稲刈りが終わっていましたが、少しだけ稲が残っている田んぼもありました。稲の種類が違うのでしょう。
帰り道、因幡街道大原宿の面影が残る、岡山県美作市大原の「古町街並み保存地区」に立ち寄りました。
今の時期、神戸から来た者がうろうろするのは気が引ける・・・ひっそりと通り過ぎるつもりでしたが、路地にカメラを向けていると、中学生?くらいの男の子が自転車に乗って通り過ぎながら「こんにちは!」と声をかけてくれました。私もていねいに頭を下げました。
おかげでちょっと温かい気持ちになりましたよ。ありがとう。