心さわぐ桜の季節もおわり・・
思えば実に長い間、春の始まりは最も忙しい時期で、私の眼はギュ~~っとつり上がっていたなあ、と思います。
「ああ~~私が3人ほしいっ」
外が真っ暗になっても終わらない仕事にイラついて叫ぶと、向かいの席の兄ちゃんが小さい声で一言。
「kumakamさんは一人でいいです・・・」
すみません、迷惑をおかけしました。
帰り道、車の中から夜桜をちらっと見て通るたび、心がさわぎました。
今、平日に日光のもとでいくらでもゆっくり花を眺めることができるようになっても、やはり「ざわざわ」する気持ちは抜けません。毎日見ていたところにふわっと突然現れる感じのする、淡い色のつらなり。今年も会えたという喜びと、すぐに去ってしまうことへのちょっとした寂しさ。これがあるから、桜は愛されるのでしょう。
もちろん、楽しみは桜だけではありません。3月から4月はじめにかけて、春を追いかけるようにせっせと歩いては、写真を撮りました。
3月4日。姫路好古園。
3月23日、播磨・水辺の散歩道。大中遺跡から喜瀬川沿いに南に行き、望海公園から海を眺めるコース。
3月26日。佐用町、志文川堤防桜並木と弦谷カタクリの花群生地。
3月29日 明石公園。
4月1日。垂水健康公園。
4月3日。おの桜づつみ回廊と千鳥川桜堤公園。
そして今日、4月8日。須磨浦公園。散りかけの桜にもまた、味わいがありますね・・・。