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雪道でヒヤリとした時の対処法

前回の記事を読んでくれたあなた。
「雪道運転も意外と楽勝じゃね?」と自信がついたところ恐縮ですが、雪道はやっぱり滑ります、動かなくなります。ごめんなさい。

でも安心して下さい、なんとかなります。
なんとかならない時もあります(どっちだよ!)笑。

今回は雪道で「もうあかん……」となった時の対処法を、2パターンでご紹介します。


①タイヤがスタックして動かない場合(汗)

雪にタイヤがはまって身動きできなくなると、焦りますよね。
焦ってアクセル踏みまくりますよね。これ最悪です。
まずは落ち着け。そしてこれらを試そう。

車を優しくゆっくり(ここ大事)前後に動かして、タイヤの周りの雪を踏み固める。
スコップで雪を除ければ、なおベター。

近くに砂箱があったら、その砂を駆動輪(前輪駆動の車なら前のタイヤ)の外周に振りかけると、踏ん張りやすくなる。
ちなみに雪国には、道路に滑り止め用の砂を入れた砂箱が設置されています。スタックした時の救世主!

タイヤの接地面にフロアマットやタオルを敷くと、タイヤが路面を捉える力が増すので脱出しやすくなる。
……と言われてますが個人的には新聞紙がオススメ。
それはなぜか?
フロアマットだともったいなくて、取りに戻ってしまうからです。せっかく脱出したのに、停車してまたスタックするという、面白いことになるので(笑)、戻らなくてもいい新聞紙がオススメなんです。
ただゴミを散らかす行為に良心が痛みますが、そこは緊急事態なんで、神様も許しますよ(たぶん)。
それにしても、新聞紙って万能ですね!
邪魔にもならないので、冬はトランクに2、3日分の新聞紙、用意すると良いかも。

ここまで全部試しても抜け出せないなら、プロを呼びましょう。
「JAFさん、助けて〜〜」



②スリップした!もうダメだぁぁぁ!の場合(泣)

以下を頭に入れておくと、少しは冷静になれるはずです。
なので、まずは落ちつけ、パニくるな。

アクセルもブレーキも踏まない。
ヘタなことをするとスピンという、恐怖が待ってます。
タイヤの摩擦力がなくなってスリップするわけなので、その摩擦力が戻るまで待つしかないのです(でもそれが怖い)。

*ハンドルはゆっくり、滑っている方向と同じ方向にきる。
右カーブでハンドルを右にきったら、お尻が左に流れた、というのがスリップ。
なので、スリップし始めたら、普通はとっさに左にハンドルをきりますよね?
はい、正解です!別に難しいことじゃないです。スリップが収まってきたら、ゆっくりハンドルを戻します。
でも、実際はビビります。焦ります。
で、ブレーキをギュっと踏んだり、ハンドルをギャってきったり。
こうなると、車は完全に制御不能になり、後は神のみぞ知ることに……。怖い……。


*冬はタイヤの空気圧を、路面状況に合わせて増減するのもオススメ。

雪が降り積もっているのであれば低めに。
凍結してるのであれば高めに。

でもなにより。
雪道はとにかくゆっくり。
ヒヤリ場面では、焦らずパニくらず。
です!

事故を起こさないよう注意しながら、寒い冬を乗り越えたいですね。

では、また。

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