姫島のアサギマダラ
五月下旬、南西諸島から本州へ大移動する途中にアサギマダラが立ち寄る大分県国東半島の沖、姫島を訪れた。心配していた雨に降られることもなく、海外沿いのスナビキソウの群生地には、今年ピークの1000頭の乱舞を体験できた。スナビキソウに群がるのは、すべてオスの蝶だという。
確かに写真を見返すと翅の下の方に黒い性標のあるオスばかり写っていた。
オスの好みは枯れたスナビキソウのようだ。
群生地から山に向かう道沿いにも僅かながらアサギマダラが飛んでいた。アザミの蜜を吸っている蝶は、性標がないのでメスのようだ。