差別は許しません
Twitterを中心に、いろいろと活発な意見交換がなされているようですが、中には「超能力者かよ！」とか「犬なみの嗅覚なのか！」とかから、「あるわけないだろ」「ソース出せ」「論文はあるのか？！」みたいな事まで飛躍していってるみたいです。
血中に何か入れた時に体臭が発生することがあるかどうかという事ですが、答えは実は出ています。誰もが年に数回は体験しているような事です。
ワクチン由来の体臭は起こり得ます。
ラーメンで言えば二郎系のラーメンはニンニクを多用しますが、食べた後はその日や次の日に吐く息がニンニク臭いというのは、わかるかと思います。ニンニクはアリシンという臭いの成分が入っています。口から入れたニンニクは腸で吸収されて、血液の中に成分が行きます。血液の中に入ると全身をめぐり、肺の血管にはいると、そこから呼気に臭いがいき、吐く息がニンニク臭くなります。
二日酔いも同じく、くさいですね。これも口から入れたアルコールが腸で吸収され、血管に入ります。エチルアルコールの消化酵素を持ってる人は、アセトアルデヒドとして血中をめぐりますが、消化酵素がない人はエチルアルコールのままなのでしょう。そしてエチルアルコールやアセトアルデヒド由来の臭いを発します。こっちは汗や尿にも含まれます。
【血液の中に何かが入って体臭を発生させることは、よくある事】です。
これを前提に、いくつかの疑問に回答しておきましょう。
「まわりでそんな話は聞いたことない」
ワクチン接種した、すべての人にそうした影響がある訳ではないでしょう。
「そんな説明はされていない。どこにも書いてない」
治験中なのですから当然です。全く同じ成分で販売するとしたら、体臭が発生する事があると書かれるかは、2023年までに打つ人たちがどれぐらいデータ提供するかによって変わるはずです。
そもそも、このワクチンは治験中ですので、正確に何が起こるかわかっていません。いろいろと有害事象が起こった事を記録して、改良するべきところを改良して、2023年以降に一般市販薬として売り出すのです。
何かワクチン由来の事が起こったら、報告した方が後々に接種する人のためにもなりますし、聞いたことがなかったとか、説明されていないというのは、先に打った人達の報告がなされていないか、報告された情報をきちんと開示していない事に原因があります。
「好んで打った訳ではないのに、ひどい」という意見があるようです。
恨む相手が違います。
医療従事者の人はモチロンですが、看護学校の学生は実習に行くにはワクチン接種が条件になっていることがあるようです。実習が必修でしょうから卒業できないという事ですから、実質強要でしょうね。
力士なんかも、半ば強制になりそうですね。まぁ彼らの場合は身体の巨大さがあるので、薬効そのものが少ないでしょうから、においに関しては問題が起こることは、まずないと思いますけどね。
細くて小さい女の人とか、子供は要検討かと思います。
話がそれましたが、ワクチン由来の臭いが発生していて悩んでいるなら、恨む相手は接種を勧めてきた人達や、同調圧力を発生させてる人達、半ば強制させる仕組みを作った人達だというのが筋というものです。
もしくは体臭が発生するのに、副反応として表記しなかった人達ですね。
私は臭いの発生のメカニズムを考え、可能性を考え、実体験や証言を集め、クレームを引き受け、自分の周りを確かめて、その可能性の高さから対応をしただけにすぎません。
そして差別はしていません。
よく読んでくださいね。
まず対象は誰なのでしょうか？
ワクチン接種したすべての人ではありません。ワクチン由来の臭いを発している人です。これでかなり限定された人達になります。そして、その中でもかなり強い臭いを出している人ですから、2回目を打ってから時間があまり経過していない人になるので、さらに限定されることになります。
《混雑時には》という限定もしているので、もっと対象は狭まります。
そして、そうした人達が来ることを拒んでもいません。
《混雑時にご遠慮いただくことがある》のです。
実際の運用面では、一人で入ってきた場合には少し離れたところに案内する程度でしょう。グループで来ているなら、そのグループの人たちは臭いを許容しているのでしょうから、一緒に座ってもらうことになり、一般の人となんら違いはありません。
権利侵害が発生しないなら差別には当たらないでしょう。
「おれはワクチン打ったんだから優先的にここに座らせろ！」みたいに特権として振りかざすような人がでた時の布石と言ってもいいかもしれません。
これに関しては専門家の意見を是非ともお聞きしたいところです。張り紙に関して、めざましテレビから取材の申し込みがあり、実際に取材も行われたのですが、放送されたのでしょうかね？
取材を受けた時に専門家の意見も聞いて、それと一緒に放送すると言っていたので、専門家の意見をうかがえるチャンスだったのですが、電話もつながらず回答を得られていません。もっと適切な表現があって改善の余地があるのであれば、是非とも伺っておきたいところなのですけどね。
ちなみにですが、店には汗臭い職人さんとかが結構来たりします。
そうした人達を拒むことも拒んだこともありません。強すぎる香水とかの臭いの人は、同じような対応をする可能性はあります。
違いは、自分の意志でやっているかどうか。回避できる他人への迷惑なのかどうかです。
ワクチン接種は基本は自由なのです。打つか打たないかを決める時には、発症のリスクと副反応のリスクを天秤にかけると思いますが、体臭が発生するリスクというものを、副反応の方に付け加えて考えればいいと思います。
ワクチン由来の臭いを出したくなければ、打たなければいいだけですからね。香水もかけなければ、臭いもしない。同じことです。一回打ってるなら、二回目をやめておくとかもいいのかもしれませんね。