神奈川ぶらついた記録。
旅の記録*
相模の国の放浪旅を終えました。
自由だ・・・と言えば自由なのですが、後にやってくる責任は、自分のものなので、なんとも言えません笑。
・温泉のある街では、愛媛の道後にいたころを思い出した。空気が澄んでいて、人々が心なしか落ち着いた表情をしている。店員さんも、なんというかきちんとコミュニケーションを取ってくれていた気がします。漂う何かが、温かい感じなんです。懐かしいなあ。
・小田原では、予想外に活発な空気があるのに驚いたり(観光地だからか)、海がきれいな青色で感動したり、富士山がきれいに見えて、歓喜しました。
そして、ここのコインランドリーで、使った人が一言を書いていくノートみたいなのが置いてあり、管理の方とお客さんとのやり取りが見られるのがとても素敵だった。もう閉店するということで(たしか何十年もやっていた)、常連の方は寂しいと言って(書いて)おられました。
スマホやパソコンで仕事をすること、人と会話することが当たり前になっている現代、何かが足りないとか物寂しいと感じるのは、私以外にもいると思います。私が以前働いていた職場で、患者さん(コミュニケーションは難しさがある)と話したり接したりしているときにも感じたこと、それは何か伝えるときに、内容なんて二の次だということ、意味がなくても話したいことは誰にだってあるということ。そして、それを「無駄だ」としてしまうのはそういうネット社会のいらない副産物だったのではないか、ということ。
話すことはただ言葉の羅列なのではなく、音=心を伴っているということ。
関係ありませんが、小学生のときに流行った「交換日記」を、誰かとやりたいなと思いました。私のような、会話に不安を抱えながら生きている人間は、表現できる場が限られている。だけど、交換日記のように、安心できる場では、十二分に自分を表せるのです。そういう、派手さのない地道なコミュニケーションの連続が、もしかしたら人を信頼するということなのかもしれません。
・湘南ゴールドが美味しかった
・三崎口にいた猫が、人格を持っているようで面白かった。寄ってこられて嫌がった後、いなくなったかどうか振り返って確認していたw
・野比海岸、思ったより長い海岸沿いで、とっても気持ちよかった。ごろりとするには丁度いい場所・・・!
・一番信頼している友人に電話、変だねと笑われながらも、ようやく「閉所恐怖」という症状に自分がぴったりしていると気づけた。引っ越しのし過ぎ。もう冬なのでどうしようか迷っていますが、できる範囲でキャンプをしたり野外になるべくいて、自分に合った場所を見つける取り組みを進めたいと思いました。
*案外長くなりましたが、旅のまとめでした。
いつもいつも、色々なインスピレーションをもらっている皆さんに感謝します。これが何になるかは分かりませんが、記録として。ありがとうございました!