66/正正堂堂
2023年6月24日(土)
がん告知から66日目
※1,537文字
6月24日付けですが6月25日に書いています。
朝から右脇腹と右肩痛があり、
夜にはその痛みが強くなり微熱もあった為、
noteの更新はお休み(6/25へ延期)としました。
おはようございます。
昨日は朝から右脇腹と右肩痛があり、
その痛みが強くなってきて、
微熱もあり投稿をお休み(延期)しました。
痛みに関する詳細はこちら↓
おそらく、「内臓痛」だと思われます。
(臓器の炎症やがんの浸潤・圧迫などによって生じる痛み)
この痛みは抗がん剤治療をする一カ月前(4月)は、
ずっとありました。(右脇腹と右肩の痛み。)
医師の話によると肝臓が炎症を起こしたり圧迫されて、
皮膚に触れることにより痛むが出るとか。
抗がん剤で進行は抑えられているものの、
やはり「ガンさん」も抵抗をされているのだと思います。
※応援はしたくはないけど気持ちは分かる
そんな昨日でございました。
今朝は洗濯をして、朝参拝をして元気です。
▼「全てを受け入れます」
僕は神社仏閣が好きで、
関東にいた頃は色んなところを回りました。
埼玉県秩父のお寺回りもしました。
「日頃の感謝を伝える」というのを教わり、
参拝の時には「いつもありがとうございます」とだけ伝えています。
『困った時だけお願いに来て願掛けして、
「お願いします」って言われても、
神様だって仏様だって人間だって、
助けないだろう?』
『だから日頃(今あるもの)の感謝を伝えるだけで、それ以上は望まないんだよ』
これは師匠から教わったことで、
『確かにそうだな!』と腑に落ちて、
今もその教えを守っています。
(師匠は天国にいます)
そして、
「ガンさん」が現れて(ガンさん呼びで行くの?w)
付け足した言葉が「全てを受け入れる」です。
癌になったことでの
・怖さや不安
・痛みや辛さ
・家族や大切な人との関係
・仕事やお金
・過去や未来
・希望と失望…
色んなことを、
思ったり感じたり悩んだり。
怖いし、
不安だし、
親より早く死ぬかもしれない、
大切な人達との時間も短いかもしれない、
仕事もフルパワーでできないし、
収入も減って治療費はかかるし、
過去の出来事の反省もするし、
未来の希望はあるけど、
生きられているのか?と自問するし、
3年後、5年後生きられてるのか?
こういうモヤモヤしたものが、
4月10日からずっとあって、
けれども「全てを受け入れよう」って決めて、
4月20日の告知の時には、
『はい。受け入れます。』って、
正々堂々と受け入れた。
その時に親は泣いていたけど、
俺は「正々堂々」といれたと思う。
(成長した息子を見せてやったゼ!)
▼正正堂堂(正々堂々)
今まではどうかは分からないけど、
少なくても癌と分かってからは「正正堂堂」で生きようと。
悩みや不安や恐怖も、
病気も痛みも全てを受け入れて、
それでも「正正堂堂」と生きようと。
正しさの判断は個々それぞれだし、
価値観も違うから、
正解不正解はそれぞれ違う。
それでも、
与えられた「がん」には、
正正堂堂と向き合おうと思う。
争いではないけど、
自分が自分を見失わずに、
考えても答えが出ないことで悩まずに、
凛として堂々と自分に向き合っていたら、
どんな人生や最期になろうとも、
「正正堂堂」と生きたことは、
誰かの勇気や希望になる。
だからこれからも、
「正正堂堂」と。
2023/06/24
熊谷翼
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