インターメディアテク
東京駅直結のKITTE内にあるインターメディアテクへ行ってみました。
KITTEにはグッドデザイン賞を受賞した雑貨を扱う「グッドデザインショップ」などがあって刺激的です。災害などで使えそうなテントやアウトドアやペットの洗浄で使えそうな移動式ガス瞬間湯沸器が印象的でした。
KITTEとは
日本郵政が初めて展開する商業施設である。「KITTE」という施設名は、“切手”を貼ると郵便として大切な人に想いが届くのと同じように、商品やサービスに「KITTE」という付加価値を加えることで、それらに込められた想いまでもきちんと届けることができる施設でありたいという気持ちを込めて名付けられた。また「KITTE」には“来て”という意味も込められており、商業施設にとって大切な“賑わい”をつくることと、“多くの人に来ていただきたい”という想いを、楽しく伝えることを目標にしている。(Wikipediaより)
内装デザインは隈研吾氏。
東京駅の地下にKITTEのポスターがたくさんあって、北欧っぽいデザインで本当にセンスが良いので是非見てほしいです。(なげやり)
インターメディアテク(IMT)とは
日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協働で運営をおこなう公共貢献施設が丸の内JPタワー内にオープンしました。施設の位置する旧東京中央郵便局舎は、昭和モダニズムを代表する歴史建築として知られていた5階層のビルで、その2・3階部をミュージアム・スペースとして改装し、誕生したのが「インターメディアテク」(IMT)です。この呼び名は、各種の表現メディアを架橋することで新しい文化の創造につなげる「間メディア実験館」に由来します。その活動の舞台となるのは、東京大学が1877(明治10)年の開学以来蓄積してきた学術標本の常設展示です。歴史的な遺産を、現代の都市空間のなかで再生させるデザイン技術は、「インターメディアテク」の展示の見所のひとつです。(公式サイトより)
特に印象深いのが、撮影不可ゾーンにある動植物の標本・剥製たちで、普段可愛いと思っているペンギンやウサギの骨、キリンやクジラなどのどでかい骨、恐竜の卵、ミイラなどが展示されています。博物館かと思うくらい大量にあるので、情報量の多さに驚きました。
撮影可能ゾーンには「アカデミア」という東京大学の歴史的な教育空間を創造的に再生したレクチャーシアターがあります。建築家 内田祥三氏設計の東京大学医学部本館で使用されていた机や席を移設し、昭和初期の東京大学の教室を再現したそうです。
机の天板にはペンやインク壷を置くための溝が掘られており、机の脚には大学の備品であったことを示す「大學」の文字が見える。
部屋の中央奥に置かれた35ミリ映写機は法文二号館の大教室で使われていたもので、フジ・セントラル製(1959年)。
部屋の壁面には東京帝国大学および東京大学の教授陣の肖像画が並ぶ。当時の講堂には歴代教授の肖像画が掲げられていた。
肖像画に囲まれた、ちょっと怖い雰囲気です。
そのほかにあったもの
静電電圧計の電極
それぞれ一枚の銅板から絞り加工で作られた一対の放電極である。工学部13号館でかつて使用された高圧放電実験装置の一部で、近年まで保管されていた。特異点からの放電を避けるための曲線形状が特徴的。
何がなんだかサッパリわかりません
よくわからないものに圧倒された展示でした…。