DIC川村記念美術館
友人が勧めてくれた千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館へ行ってきました。2025年3月より休館してしまうそうなので、興味のある方は早めに行きましょう。
アクセスは駐車場もあるので車が良さそうですが、それ以外だと東京方面からのルートは恐らく東京駅八重洲北口徒歩5分「 京成バス 3番のりば」バス停から直行の高速バスが便利だと思います(片道1,450円/交通系IC使えました)。電車で行く際は美術館の最寄駅から無料の送迎バスが出ています。アクセスについて詳しくはこちら
高速バスで約1時間ほどで到着します。
途中で「DIC川村記念美術館 地域と共に30余年 文化の象徴をなくさないで!!」という看板をいくつか見ました。えっ…と思って調べてみると、経営状況が厳しく、運営の終了か、規模を縮小して東京への移転を検討しているそうです。
美術館のチケットを買って最初に目にする作品は佐藤忠良氏の彫刻「緑」。
ゲートを通って入場します。
事前に、湖もあるし緑がたくさんあって環境が良いと聞いていましたが、まさにその通りで巨大な公園に来たようでした。
そしてこちらが美術館。内部は撮影NGだったのですが、外観からは想像できない広さと、エントランスの美しさ、中庭を見せる仕掛けや、面白い階段、外を見たくなる窓などがあります。中に入ったらとりあえずエントランスの天井を見上げてみましょう。
常設展のほかに、現在は西川勝人氏「静寂の響き」という展覧会が行われていました。ガラスや彫刻作品が良かったし、展示方法も迷路のように回遊させる仕組みが面白かったです。
美術館周辺には自然散策路があり、小さな森の中を歩くことができます。
木々を抜けると整備された広場がありました。近くにはカフェやコーヒーなどのフードトラックがあり、人々の憩いの場となっていました。
広場にも作品があり、子供たちが戯れていました。
近くの水辺では白鳥が餌をもらって過ごしていました。
豊かな自然と動物たちがいる美術館でした。
東京へ移転してしまうと、別のものになってしまいそうですね。