マル秘展
東京ミッドタウンのギャラリー「21_21」で開催されている㊙︎展(めったに見られないデザイナー達の原画)へ行きました。なにが「マル秘」なのかというと、著名なデザイナー・クリエイター達の制作のプロセスを映像やスケッチ、模型、メモなど、普段目にすることの無いものに焦点を当てて解説しています。
まずは日本デザインコミッティーの存在について知らされることになります。
すごい。どうやってメンバー増やしてるんだろう。
紹介制かな…みんな手書きで正円描けるのかな…とか想像します。
振り返るとそこには圧倒的なポスター群。
例のコミッティーの企画展ポスターみたいです。
コミッティーかわいい。小動物感。
そして奥へ進むと壁3面に広がる映像作品が映し出されていました。
視界を埋め尽くす真剣な眼差しのおじさん。
デザイナー達のスケッチなどはショーケースに収められています。
写真撮影が可能だったのでこれでもかってくらい撮ってしまいますね。
これはTwitterでバズっていたスコッティ。
コンペの条件ガン無視で作成されたものが優勝って、そこにどんなドラマがあったのか、そこも教えてほしいものです。
「コンビニの商品は、大声でひしめき合ったいた」という比喩表現が好き。優勝。
当時Softbank…ん?vodafone?
だった私はauのインフォバーに憧れていて、懐かしく思いました。
まさかプロトタイプがレゴだったとは。
万博で使用されたというマルチリンガルチェアーが気になってジロジロ見ていたら…
まさか本物に出会えるとは!
マル秘展で見た良かったところは、
考えられていたり、ふとした閃きであったり、
完璧に見えるものにも、それには過程があって、
同じ人間が作っているのだと認識できたことでした。
何者にもなれなかった自分には眩しいものばかりと思っていたけれど
目の前の物事を違った角度から見たときに
もしかしたらこれまでにない閃きがあるのかもしれないと
ちょっと思いました。