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入居してもらえる部屋づくり

 こんばんは。今日まで暖かい日が続きましたが明日より気温が下がるみたいですね。私が住んでいる島根県は自然豊かなところで紅葉が始まり季節の変わり目を楽しんでいます。

今日は入居してもらえる部屋づくりについて競合物件と差別化して、選ばれる部屋にするためにはどうすればよいのか考えていきます。

前提として

以前にも書いてきましたが、オーナーの裁量で決めることができる賃料・設備・募集条件については、競合物件と比較して見劣りしないレベルにしなければなりません。特に賃料に関しては入居希望者は敏感に反応し、SUUMOを運営するリクルートカンパニーの調査結果で、物件の決め手となった項目で1位になっています。

賃料が高い、安いと感じるのは当然入居希望者の主観で判断されるもので、自分の物件に入居している層を見れば、物件ターゲットが見えてきて優先的に導入すべき設備がわかるはずです。

当然物件ターゲットに訴求する投資を行うと、賃料相場より『一般的に見て』高くても、ターゲットにはお得と感じてもらえるでしょう。部屋づくりは万人受けする必要はないと思います。

プロモーション

策を練って賃料・設備・入居条件を揃えた後は、募集していることを広く周知しなければなりません。大事なことは①写真が鮮明で必要な枚数が掲載されているか。②物件情報に誤りはないか。③ターゲットに訴求する紹介文になっているか。④掲載サイト数が少なくないか。などがあります。

意外とプロモーションの苦手な不動産屋さんもいらっしゃいますので、まかせっきりにせずネットをチェックしてみてもいいかもしれません。

本題の差別化について

上記に書いてきたことができている物件で、それでも入居が決まらない物件があります。なぜでしょうか?下の写真を見比べてください。

普通のリビング写真

これはよくある茶色い床に白いクロスのお部屋ですね。

ダウンライトとカラークロス写真

・照明をシーリングライト→ダウンライトへ、アクセントクロス施工をした部屋です。

フリー素材の写真から選んだので全く同じ部屋ではなくて申し訳ないですが、近年スマホでお部屋を探すようになり、写真の情報はかなり重要です。

家賃、設備、立地が同じような部屋だとして、どちらの部屋に内覧に行きたくなるでしょうか?

競合物件と比較して数字では負けていないのに部屋が決め切らないとお悩みの方はデザインで差別化を考えられてはいかがでしょうか。同じような部屋の写真が並ぶ中、入居希望者の目に留まりやすいインパクトのあるお部屋になると思います。

ありがとうございました。

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熊谷 和彦
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