発達障害の夫と暮らして気がついたこと。主にADHDについて。
夫はADHD+ASDですが、環境が良かったため健常者として暮らしています。
主にADHDの要素について記事にしました。
※あくまでも妻である私が見て感じたことのまとめになります。
覚書をザッとまとめたため、まとまっていないかもしれませんが。
①ADHDの症状は快不快が原因?
ADHDというと、忘れ物が多い、優先順位がつけられない、遅刻癖がある…等の症状があります。夫もそうです。
私が見ていて感じたことは、症状の全てが夫自身の快不快に繋がっているのではないか?でした。
②なぜ快不快なのか?
夫の行動パターンを見ていると、自分の好きなこと(快感)に対して全力で向かい、自分の嫌いなこと(不快感)を全力で避けるというパターンが出てきました。
必要なこと(仕事やルールを守ること)をするよりも、自身の快不快を最優先するために不具合が出ているという感じです。
例えば、自分はゲームをしたいから仕事に行くよりもゲームを優先した→優先順位がつけられない。遅刻癖が発生する。
といったような感じです。
この例えは、快感が優先された場合です。
不快についても同様なことが起きるといった感じでしょうか。
③言動が誤解を生む
ADHDの症状に共感性や想像力の欠如があり、快不快を追求した結果トラブルが起きたとしても、当事者である当人は自分が原因だとは理解できません。
その場で必要なことより、自身の今ここでの快不快がなによりも優先されるがために理解ができないようです。
夫の言動で相手が相当な被害にあって怒っていても、夫の視点では自分は今問題がないのに相手が意味不明なことで怒ってくるという認識の仕方をします。
意味不明なことで怒ってくる人=頭のおかしな人だから相手が悪い。という認識になり、謝罪もしないし、フォローもしない、最悪逆ギレしてしまうという言動にいきつきます。
相手も夫が理解できない、カオスな状態になります。
世界のすべてが自分の快不快でできていて自分の意思でコントロールができないといった感じです。
感覚過敏や鈍麻、こだわり、じっとしていられないも快不快の一部分ではないかと私は考えています。
④似たような疾患との違い
ADHDは自己愛パーソナリティ障害とも似ていますが、自己愛は劣等感から問題を認識したくないのに対して、ADHDは他者への理解そのものができないといった感じです。
双極性障害とも似ていますが、双極性障害は放置してもいずれ鬱になるのに対して、ADHDは快不快への行動制限、もしくは想像以上のペナルティを受けなければネガティブになりません。
最後に、
親でも自分ではなく他人。配偶者も元は他人。自分自身もよくわからない。健常者も発達障害も、犬も植物も何考えているかよくワカンネ、未知で謎だと思っているクマガイがお届けしましたʕ•ᴥ•ʔ