『経産省参与とテスラ取締役を兼任していた元GPIFの水野氏の得たストックオプションの金額を計算してみた』→経産省参与とテスラ取締役を兼任していた元GPIF、国連大使の水野氏のテスラ株は21億ではなく8,400万円だったようです。計算と内容に間違いがありました。すいません。
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/01201659/?all=1
ストックオプションを得た時点での株価として計算してしまったのですが、購入できる株価が違ったので、僕のした計算は間違いでした。すいません。
水野氏の株は、21億ではなく1月8日時点で8,400万円のようです。
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/01310556/?all=1
ストックオプションについて勘違いして計算してしまった事は申し訳ありません。
しかし金額はともかく、元GPIFで経産省参与がテスラ取締役、国連特使の兼任について問題が大きい事に変わりはありません。
以下、元のnote。
『経産省参与とテスラ取締役を兼任していた元GPIFの水野氏の得たストックオプションの金額を計算してみたら21億4千万円』
『菅政権の「脱ガソリン車」政策の黒幕 「テスラ」取締役を兼任していた経産省参与』
デイリー新潮の記事によると、経済産業省参与の水野弘道氏が米EV(電気自動車)大手のテスラの取締役を兼任していた。
またテスラ取締役就任直前まではGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の最高投資責任者だった。
菅首相は総裁選の際に脱炭素にほとんど触れていなかったにも関わらず脱ガソリン車を推進したのには水野氏の影響が大きかったとの事。
テスラの株価は、水野氏が取締役就任の2020年4月には96.31ドル(4/1)だったのが、今年1月8日には880.02ドルと、10倍近くに跳ね上がっている。
水野氏はテスラから報酬としてテスラの株を就任時の4月また6月に得ているが、その金額について計算してみた。
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4月と6月にストックオプションで取得した株
株価 株数 円での価格
'20年4月1日 96ドル 6,778株 約7千万円
'20年6月1日 179ドル 16,668株 約3億2千万円
↓そのまま保持だと1/8時点の価格は
'21年1月8日 880ドル 23,446株 約21億4千万円
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昨年4月と6月に得た株をそのまま保持しているとしたら 1月8日の時点で約21億4千万円になっている。
~2020年3月末 GPIF最高投資責任者
2020年4月 テスラ取締役就任。株取得。4/1の株価は96ドル。
2020年5月 経産省参与就任。5/1の株価は140ドル。
2020年6月 株取得。6/1の株価は180ドル。
2021年1月 1/8の株価は880ドル。取得分の株価額は21億4千万円。
2021年1月18日 週刊新潮が取材を申し込んだ1月18日に辞任。
現在、国連特使でもある。(2021.1.21 追加)
※グラフはGoogleから引用
『米テスラ、GPIF元幹部の水野氏を社外取締役に』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58434770U0A420C2000000