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島原駅伝を終えて 4区 益永聖司
今回、島原駅伝にて4区を走りました、M1の益永です。
島原駅伝4区を走るに至るまでの流れと当日の動き、今シーズンの振り返り、来年の展望など、色々書いていきたいと思います。9000文字超え超大作
はじめに
本大会の応援に朝早くから来てくれた短距離・マネージャー・OBOGの皆さん、前日から付添・サポートをしてくれた長距離・マネージャーの皆さん、ありがとうございました。皆さんの応援・サポートあってこそ成り立っている島原駅伝だと感じています。今後ともよろしくお願いいたします。
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競技結果
noteの初めに書くべきか、時系列的に後で書くのが良いのかわかりませんが、ここで。
チーム:3°11:57 第8位入賞
個人:4区 35:28 区間5位 熊大歴代4位
当初目標としていた、7位入賞は果たせませんでしたが、メンバー変更のアクシデントがあった中でも8位入賞が出来たことは、(今回から参戦した志學館大学のことを含めても)今後に繋がる結果と言えるのではないでしょうか。
一方で、チームが万全での結果では無いので、この結果に満足できたとはもちろん言えません。
来年、満足の行くラスト島原にできるようにまた1年頑張りたいと思います。
島原駅伝4区を迎えるにあたって
今年は島原駅伝当日までに4区試走を3回行いました。以下に覚えている限りの詳細を書きたいと思います。
島原試走①:10/5(土) 👟ヴェイパー2(ボロボロ)
昨年・一昨年での5区の凡走(だいたい下り適性のせい)から、自分としては島原駅伝2023終了時から恐らく今年は4区を走ることになるのだろうと考えていました。
島原駅伝4区の選考は例年、11月頭の2回目の試走で行うため、初回である今回は山区間を如何に攻略するかを考えるために試走を行いました。
前半の平地区間どこが平地やねん5kmは軽いペーランで行き、ある程度余力がある状態で山区間を迎えることにしました。
しかし、この日は絶望的に上りが合わず、序盤から5’00/kmを超えるペースに。挙げ句の果てには一度立ち止まるなど、4区攻略どころか、全体を通して4区を走ること自体に対する不安のみが募りました。
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一方、同じく特殊区間である5区試走組はと言うと、カムラさんが想定外(?)の適性を発揮。やっぱり益永が5区走るかもという案は消え去りました。
4区以外走ることはありえない状況で、なおかつ今回の手応えの無さでいつの間にか追い詰められているような状態に。
島原試走②:11/2(土) 👟アディオスプロ3
そんなこんなで迎えたTT当日。初回の不安要素はありましたが、10/14の諫早ナイターでのPB更新や直近の練習消化率などから、地の走力的には少し自信がついた状態でのスタートとなりました。
この日は台風が直撃しており、GARMIN計測によると風速が10m/sを超えるような爆風でした。特に、3km過ぎの安中大橋では、下っているはずなのに自分が止まっているかと錯覚するほどでした。
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ふざけてる???
昨年一昨年の区間上位選手のおおまかな5km通過をアーカイブ配信から算出しており、試走段階では16分半で通過したいと考えていました。しかし、先述の爆風コンディションのためこの日は17分15秒ほどでの通過となりました。
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今回の試走では、最低でも2年前の4区TTでのタイム38’04は超えたいと考えていたので、前半で予想以上に貯金を作れなかったことに焦りを感じていました。
山区間でも向かい風が続くという暴力的コンディションではありましたが、最遅ラップでも5分を切っており、結果としては当初の不安を拭い去り、トータル37分34秒ほどでした。
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この結果から、まともな天候であれば36分30〜37分00ぐらいにはまとめれるのではないかと考え、このタイムを目標としたレースプランを組むことにしました。
また、この試走から今年の試合用シューズ(予定)であったアディオスプロ3を投入し、ピッチをあげて山を上るという自分の理想の走りにシューズの特性がハマったことからも4区に対する自信が少しつきました。
島原試走③:11/23(土) 👟アディオスプロ3
この日は最後の島原試走ということで、より本番のレースプランに近づけたペースでの試走を行いました。
まずは平地5kmを16分半ほどで通過し、その後の余力から当日の通過ペースを決めることにしました。
天候のコンディションも良く、5km通過は16分35秒でした。いままで17分台でしか通過したことがなかったので、1つここは良いイメージとなりました。
そのまま山区間に入り、7km地点まで通して走りました。前回の試走よりはやや息が上がっている気がしましたが、山区間のラップはほぼ変わっていませんでした。
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5kmTTしたらどのくらい出るんでしょう?
間の400mをウォークで繋ぎ、ラスト2kmは少し上げる感じでいきました。この2kmは前回のラップと比較して大幅なタイム短縮がなかったため、余力を残しすぎても山区間ではあまり得にならないのではないかと考えました。
総合的に判断して、平地5kmを抑えすぎずに16分半付近で通過し、山区間の前半2kmはリズムで、ラスト2.4kmは腕振りでカバーして最遅ラップが5分を超えないようにし、山全体では20分付近で走るというレースプランに落ち着きました。
トータルタイムは、試走通りのコンディションであれば36分30秒〜37分00秒、自分の試合での上振れに期待すれば36分前半を出せたら満点と考えて本番に臨みました。
島原前日の九州長距離王国さんからの取材でも、36分前半出せたら満点と答えました。
今年はチームとしても、個人としても取り上げていただきありがとうございます。今後も精進します。
【#島原学生駅伝 直前情報】
益永聖司選手(熊本大4区)
11月に自己ベストが出て状態はいい。
4区は後半も大事だが、前半のアップダウンのきついところをいかに消耗せずに走るかがポイントになる。
4区は初めてだが36分前半出せたら満点。チームが7位目標なので区間7位以内で走ってチームの順位を上げたい。
#熊本大学
【#島原学生駅伝 注目選手②】
益永聖司選手(熊本大M1)
1500mから10000mまですべてカバーできる素晴らしい選手で、特に九州の公式戦ではどの大会でも常に上位に来る強さがあります。
4月の熊本県選手権1500mでは九州学院のエース椙山一颯選手に競り勝ち大会新で優勝!
11月にマークした5000m14:28.15はレジェンド古川大晃選手に次ぐ熊大歴代2位の記録。
スピードとスタミナを兼ね備えたエースが今年も「オレンジ旋風」を巻き起こします😊
#益永聖司
#熊本大学
【過去成績】
2021年 2区8位
2022年 5区12位
2023年 5区8位
当日の振り返り
島原駅伝当日:12/7(土) 👟メタスピードエッジパリ(仲里拓真)
お待たせしました。ようやく本編です。
迎えた島原当日。仲里拓真の前日の急遽離脱と、個人的には靴選びが絶望的に下手(あとで触れます)なこともあり、試合用シューズが履けないかもしれないという不安な状況。
後者についてはなんばしよっとや案件(方言あってる?)ですが、とりあえず、万全とは言えない状態で中継所に到着しました。
紆余曲折を経て、試合用シューズ予定であったアディオスプロ3はくるぶし下の骨と干渉して激痛でまともに履けず。大会3日前から湿布や塗り薬を乱用し、当日には前日コスモスで購入した痛み止めを飲んだものの全く痛みが引かず。
最終コールが終わり、中継の10分ほど前に仲里拓真に急遽靴を貸してくれと電話。陸上歴17年目にしてどんなミスしてるんやとブチ切れられてもおかしくない状況にも関わらず、まだ本人が試合本番で履いたことのなかった(履くことのできなかった)シューズを貸してくれました。
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ネタとして写真撮るつもりだったのですが、まさか本当に履くことになるとは。
また、前日に『仲里の靴だけでも持ってたらええんちゃう』と半ば冗談なのか本気なのかわからない感じで助言してくれた颯太にも感謝したいと思います。
年間での最大目標である大会に、流しで履いただけの、サイズの全く合ってないシューズをぶっつけ本番で投入するという、傍から見たらとても正常な思考回路をしているとは思えない動きでしたが、偶然にも、この選択がハマりました。
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こう見ると、下りも激坂ですね
タイムとしては想定より1分以上縮めることが出来ました。
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区間5位・熊大歴代4位
区間4位の久間くんと1秒差なのが惜しかったです
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前半5kmは想定より15秒速い16’15通過、山区間では各ラップが15〜20秒/kmほど想定より速く、良い意味での想定外の走りとなりました。
順位変動としては、3区終了時での12位(OP含14位)から9位(OP含9位)まで押し上げ、秋音に前の九州大学が少し見えるような位置でのタスキリレーとなりました。
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来年もよろしく頼んだ🙏
山区間に入る前に『行くぞ仲里』と声をあげたことも今回の好走の要因かもしれません。毎年恒例の4区TTでの苦楽苦だけかもや、普段の練習、試合を共にしてきた仲里と一緒に走ったつもりです。来年は靴だけじゃなく、絶対本人も走ろうな。
元はと言えば、ただの自分のシューズ合わせミスなので美談にするべきでは無いのでしょうが、仲間の思いを背負って走ることで100%以上の力を出せるのではないかということを強く感じました。
来年は、より仲間バフを高めて(もちろん全員万全で)走れるようにしたいです。もっとチームのために走るという意識を自分にもつけていきたいと思います。
今回、このnoteを書く途中でこっそり他のメンバーの下書きを覗いたりしていたのですが、自身の走りの振り返りと同じかそれ以上に、チームとしての結果や過程に重きをおいたnoteになっていました。
彼らのnote(下書き)を見てから、自分もチームのことについても触れなくては、と気づく辺り、まだまだ自分にはチーム意識が足りていないなぁと感じて情けないばかりです。
島原翌日のサイゼ飲み(?)でカワノさんに『実力でねじ伏せてチームを引っ張る奴を初めて見た』的なことを言われましたが、素直に喜んでいいことじゃないですからね(と益永なりに解釈しています)。
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益永検定 中級合格です。
来年の展望(個人)
来年のことについては、島原を迎える前から少し意識しており、一部書いていました。
〜以下、島原前の内容〜
益永個人としての残り1年間での目標はズバリ、『熊大のレジェンドになって卒業したい』です。最も、レジェンドと呼ばれるのは卒業してからであり、そう呼ぶかどうかは後輩たちの判断に委ねられているのですが。今のうちからゴマをすっておこう。
今年は、トラックでは1500mで熊大歴代1位、5000mで歴代2位に到達しました。次の目標は自ずと古川さんを超えることになるのですが、やはり、ロード(主に駅伝)での実績を如何に出せるかが大事になってくるかと思います。自分はロードではあまり目立った結果を残せていないので、今回の島原駅伝で少しでも結果を出しておきたいと考えています。
〜以上、島原前に考えていた内容〜
実際の今年の個人としての島原の走りは、上で触れた通り、かなり良かったと考えています。
島原前までは、仮にトラックで古川さんの記録を超えられても、島原4区での記録超えはどこか雲の上のような感じがしていました。今回の結果を踏まえて、ようやく島原での古川さん超えを目指せるスタートラインに立てたと思います。
自分は持ち記録などの、数値として目に見えるものが自信に繋がるタイプなので、今回の4区の結果は来年の走りに確実にプラスに働くものだと考えています。
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来年は、まずはトラック5000mで熊大新記録を出して自信をつけ、今年以上の対策を練って島原4区区間賞・熊大新記録を実現したいと思います。
恐らく大学院卒業後もなんやかんやで陸上に関わっているとは思いますが、学生陸上は残り1年です。やれることはなんでもやりたいと思います。
日体大で特大PB狙う、マラソン(1月に初ハーフ出ます)、クロカン日本選手権(結局出るん?)、靴拘りまくる(できればメルカリ送りは避けたい)、全日本(日本学連選抜入りたい)、インカレ(まだ全カレ諦めてませんよ!!!)、金栗1500m(標準上がらないでね)、最後だからこそ、挑戦しまくりたいと思います。
また、大学生・大学院生になっても伸び伸びと陸上をさせてくれている両親への感謝を忘れないようにしたいですね。このnoteを見ているかどうかわかりませんが、いつもありがとうございます。あと1年お付き合いいただけますと幸いです。
来年の展望(チーム)
今回の結果を踏まえ、来年はより強い熊大を目指したいと感じています。そして何より、この『強い熊大』を島原駅伝2025当日の結果で示したいと考えています。
来年の島原に向けて、早くも新幹部がチームとしての動きを取りまとめてくれています。来年も全日本予選会に出場する方向で皆の意志を固め、新たに補強やドリルを導入してチームを土台から強化していくなど、今の時点でチームとして良い雰囲気を作ってくれていると思います。新ブロック長である翔基を中心に、新たな世代を築いてくれることと信じています。
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毎年思いますが、島原駅伝までの1年間は想像以上に短いです。『もっと早い段階から島原に向けて動いておけばよかった』と後悔しないためにも、早め早めの行動を意識して取り組んでいきたいです。
ここからは実際の戦力分析の話になるのですが、今年の島原駅伝で熊大より上位に位置した7チームの5000mPB上位7名の平均タイムは14分20〜40秒台であり、一方、熊大の平均タイムは15分6秒でした。
今年は九州大学に勝ち、さらに上を目指せる位置に熊大が到達したと言える一方で、次の壁は依然として高く、この7チームの牙城を崩すには最低でもチーム平均15分切りが求められると感じています。
そのためには、現状の走力の二分化を如何に抑えるか、また、中間層の底上げが重要だと考えられます。
今年は1〜5区で順位を確保し、6,7区で耐えるというレースプランでしたが、来年は6,7区でも順位を押し上げられるような布陣を整え、万全の体制で島原に臨みたいです。
OP含め、今年は初めて島原駅伝を走った選手が多く、それぞれ、今回の駅伝でより島原駅伝への熱が入ったのではないでしょうか。これまで、B,Cチームでの練習をしていたメンバーも、これからはAチームに割って入るような貪欲な走りをぜひしてもらえればと思います。
来年のチームの順位目標は現時点では定まっていませんが、個人的には、古川さん世代の最高記録である6位入賞を目標に掲げたいと考えています。
当時と比べて私立強豪校の数が増えていたり、鹿児島大学や鹿屋体育大学の躍進・参入など、競合チームは増えています。
しかし、このような条件下でもう一度6位入賞を達成することができれば、現世代の熊大長距離の強さを証明できるのではないでしょうか。
今年の結果からも6位入賞は決して容易なものではありません。だからこそ、1年間しっかりと準備をして、来年それぞれが納得した形で島原駅伝を終えられるようにしましょう。
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今シーズン振り返り
ここからは今シーズンの振り返りをしていきたいと思います。前半の試合は5月ぐらいに書いたnoteでも触れたと思うので簡単に(の予定)。
4/20-4/21 熊本県選手権
1500m
予選 4’04”71
決勝 3’51”93 🥇 PB 大会新 熊大新
10000m
決勝 31’12”79 🥈 初
今思えば、シーズン初戦のここで想定以上の好走ができたことが今シーズンでの大きな飛躍に繋がったと思います。種目は違えど、何かしらの種目でPBを更新しておくのはプラスに働きそうですね。
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5/10-5/12 九州インカレ
1500m
予選 3'54"36
決勝 3'53"47 6位
5000m
決勝 15'00"17 🥉
県選手権の勢いのまま、初めて春インでの表彰台を経験出来ました。この辺りから、自分はある程度九州で戦っていけるのだと自信がつきました。
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6/2 全日本九州予選
総合
4°24:36.85 7位
個人
31’36”44 14位
県選手権とは打って変わり暑い中でのレースでした。大きく外したわけではありませんが、ここで上位層にもっと食い込みたかったです。来年は学連選抜!!!!!!
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7/5 西日本インカレ
1500m
予選 3’57”27
持ちタイムからすれば決勝も十分狙える位置ではあったと思いますが、なかなか上手く走れず。来年は1500m,5000mの2種目出場が出来そうなので、どちらでも上位を目指します。
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ラストイヤーで近畿で試合出れるの嬉しいです
9/24 九州CS
5000m
決勝15’02”14 🥉
久しぶりの試合が楽しみすぎて(?)前日一睡もできず。なんやかんやで3位にねじ込めましたが、この時点でまだSBが14分台に乗っていなかったので、当時の心境としては焦りのほうが大きかったです。
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10/14 諫早ナイター
5000m
14’42”82 PB 熊大歴代5位
ここで今季初の14分台&PB更新。普段から突っ込むレースを嫌う益永にとって、1000m通過が最後尾にも関わらず2’53でビビりました。しかし、結果から多少突っ込んだレースをしても良いと思えた心境の変化がこの試合での何よりの収穫だったと思います。
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今年は3人でたくさんダービーしましたね。
11/16 佐賀ナイター
5000m
14’28”15 PB 熊大歴代2位
自分でも想定外の好走。積極的に前を拾っていき、大幅PB更新となりました。高3以来、5000mで10秒以上の大幅ベストを出したことがなかったので、素直に嬉しかったです。
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毛量も好調(?)
今シーズンのPB推移
1500m:3’55”66 → 3’51”93
5000m:14’48”89 → 14’28”15
両種目共に大幅なPB更新を達成しました。島原駅伝4区の結果も合わせて、想定以上の好走の1年となりました。自分で言うのも変だとは思いますが、高校時のPBからも、正直大学では大幅なPB更新は難しいものだと思っていたこともあり、チームのメンバーが大幅PBを出すのをどこか羨ましく思っている節がありました。
そんな中、大学陸上5年目・今月23歳のこの時期に思わぬ成長期が来て嬉しく思うばかりです。
普段から一緒に練習をするメンバーや、練習メニュー作成者である仲里拓真に特に感謝をしたいと思います。
また、今の益永は河野颯太が編入したからこそあると思っています(最近こればっかり言ってます)。
大学1,2年はコロナ禍でインカレすら出れない状況で、正直陸上への熱が冷めかけていました。
そんなタイミングで編入してきた彼は洗脳とも言えるレベルでチーム全体を陸上に引き込んでいきました。
3年時こそ自分はあまり引き込まれていなかったと思いますが(今思えば本当に勿体無いことをした)、4年時と、特に今年はかなり陸上にどハマりした年になっていると思います。
日に日に陸上に真摯に向き合うように軌道修正してくれた彼には感謝しかありません。
こう振り返ると、自分は本当に周りに恵まれていると感じます。ラストイヤーはしっかり結果で恩返ししたいと思います。もちろん、結果以外の面でも貢献できるように精進しますよ!!!!
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おまけ:靴選び
ここまで読んでくれている方がいるかわかりませんが、今回の島原駅伝における自分の失態をこっそりここに書いておきます。なるべく読まれませんように。
島原試走編でも書きましたが、今年の益永の駅伝勝負シューズはアディオスプロ3で行く予定でした。
接地時間が短く、リズムで押す(と思っている)自分の走りに適しているシューズだと判断しての選択で、実際、試走での感触も良かったです。
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左は大昔のミムラボ。時代を感じますね。
ただ、踵部の補強が絶望的に合わず、履けば靴擦れ率100%の諸刃の剣シューズでした。絆創膏+
靴擦れ用テーピング+厚手のテーピングの3枚重ねでも血塗れに。。。
11月下旬に、このシューズの後継モデルであるアディオスプロ4が発売されるという情報が出回っていました。アッパーが改善され、靴擦れしにくいという噂だったので、発売日に一縷の望みをかけて購入&その日のポイント練習から投入しました。
この日は雨と風が強く、あまりシューズの良さがわからないまま練習を終えたのですが、とりあえず靴擦れは普通にしました^^;
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その後のポイント練習(良コンディション)でも使用し、ここでこのシューズが自分に合っていないことがはっきりと分かりました。かなり大幅なアップデートということもあり、もともと硬いシューズの方が好みの益永にとっては、今作のミッドソールの密度変更による柔らかさが致命的にハマりませんでした。
また、足型が合っていないからかわかりませんが、この日を境に右足のくるぶし下の骨がシューズと干渉して痛みはじめました。
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3分しか履いてはいけないのかもしれない。。。
幸い、普段のジョグシューズは踵部が柔らかいこともあって問題なく履けたので、練習は継続出来ました。ただ、似たような構造のアディオスプロ3は痛くて履けず、ジョグシューズでポイント練習をする日もありました。
そんなこんなで島原前日を迎え、前日刺激も靴痛すぎて全く集中できず。ただでさえ自分のことでカツカツになっている中での仲里拓真の離脱は非常に不安なものとなりました。
当日の流れは上でも書きましたが、痛み止めの期待も虚しく、アップ中に流しを1本しては靴紐を調整しなおすという、とても試合本番とは思えない動きでした。もし仲里が万全で走っていたら(シューズを借りれていなかったら)、4区で大ブレーキをしていたかもしれません。
改めて、自分の自己管理能力の低さに驚きます。タイムは良かったとしても、選手としての動きは0点でしょう。良かったのは朝食のタイミングが的確だったことぐらいです(できて当たり前)。
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というか晩ごはん美味しすぎです来年もここに泊まりましょう
余談ですが、仲里拓真に借りたシューズであるメタスピードエッジパリは、島原2日前のアシックス公式サイトでのクリック合戦に勝利して購入できました(もちろん島原には間に合わず)。26.5cmでジャストサイズ、性能や相性も今回の島原で文句無しのどハマりシューズです。ようやく自分に合うシューズが見つかりました。
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全然サイズちゃいますやん
よく履いて走ったね(ほぼ全部の爪内出血)
私が今回の失敗で学び気づいたことは、靴擦れはクソシューズ選びは大事ということです。
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おわりに
今年の島原は、結果自体には満足が行かなくとも、確実に来年以降につながる結果だったと思います。
来年は全員万全で島原を迎え、熊大の爆発力を見せつけてやりましょう!!!!!!
改めて、今回の島原駅伝に携わった全ての皆様、ありがとうございました!!!!!!!
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