Karma: 売れ残りで儲けるサービス
カーマはストックホルムを起点とするスタートアップ会社で、レストランやスーパーの売れ残りを値引き価格で販売できるプラットフォームだ。現在1200万円の資金を調達しており、その額は日に日に上がっている。
iOS・Androidどちらにも対応しており、アプリから現在地を登録すれば近くのレストランやスーパーで値引き価格で売っている料理・食品をブラウズできる。買いたい商品があればアプリを通じてお金を払い、お店で商品をピックアップできる。ユーザーは主に25ー40歳の都会で働く人。仕事終わりに店でピックアップして家で食べるそうだ。また、学生やお年寄りにも人気があり、「美味しい食べ物を低価格で発見できる素晴らしいアプリである」といった声もある。
すでにスウェーデンでは1500のレストラン、スーパー、ホテル、カフェ、そしてパン屋と提携し、350000のユーザーへ低価格の食べ物を届けている。現在イギリスにも事業を展開しており、すでに400の小売店と話を進めている。
カーマのビジョンは、彼らのプラットフォームを通して食品業界の資源最適配分化を実現し、持続可能な社会を形成してゆく先導者になることだと、自社ホームページで述べている。
8月16日現在、まだ日本でサービスを使うことはできない。仮に日本に上陸したとすると、学生・社会人・年寄りだけでなく、値引き商品に目を光らせる主婦の利用率も高くなると考えられる。
今回参考にさせて頂いた記事:
Karma raises $12M to let restaurants and grocery stores offer unsold food at a discount
https://techcrunch.com/2018/08/15/karma-life/