熊本城日記⑦土木の日フォトコンテスト参加と私と飯田丸の石垣
熊本県土木管理課様主催の「土木の日フォトコンテスト2024」に応募させて頂きました。
「土木の日」ってなんだろうと思って調べたところ、社団法人土木学会さんが1987年(昭和62年)に定められたもので、11月18日のことだそう!
社団法人日本工学会さんが設立された日ということと、
もう一つの理由にびっくり!
11月18日を漢字で「十一月十八日」と書くと、
「十一」の一を十の下に敷くと「土」に、
「十八」の字を組み合わせると「木」になることからだそう!
このことに気づかれた方、すごいです😳👏✨
そして、県主催の「土木の日フォトコンテスト」の応募告知を見た時、熊本城のことで応募しよう、応募しようと思っていたのですが、どれにするか、どの写真かめちゃくちゃ迷って、ギリギリになってしまいました😅💦
最終的に、「監物櫓」と「飯田丸五階櫓の石垣」で迷い、後者にしました。
「監物櫓」は重要文化財としての価値を守りながら、地震にも耐えるべく、木製の耐震補強パネルが取り付けられました。その技術により、景観を損なわず、文化財的価値も落とさずに、熊本地震からの復旧を実現されました。この技術は今後の熊本城の他の櫓にも生かされるそうで、この技術やアイデアが、熊本城の櫓たちを救ったと言えます。
今回応募した「飯田丸五階櫓の石垣」もまた、技術の結晶!復旧が完了した石垣を見た時、思わず声が出ました!笑
一辺を一筋の石垣のみで、「奇跡の一本石垣」として話題になり、感動しましたが、それが故に工事も難航されました。
今にも倒れそうな櫓を抱え込むような支えを施し、無人重機をいれたり、全国から技術者などの応援もあり、なんとか復旧が進んだとききます。
そして、今回は、石垣の中の栗石が動くのを防ぐ市役所側から石垣を見ると見える丸い受圧板を設置することで、中の栗石が動くのを防ぎ、倒壊を防ぐ努力がなされたそうです。
散りばめられた丸いものは耐震補強の受圧板 熊本城初代城主 加藤清正公は、「土木の神様」と言われますが、現在、ご活躍の皆さまも、技術を駆使して今後の地震での再倒壊を防ぐ工夫と、できるだけ歴史的価値を下げないように元の形に戻す工夫、これを機に研究も進め歴史的発見をしたりと、様々なご苦労や工夫、チャレンジをされていて、素晴らしいと思います!
これからも、熊本城の復旧状況を拝見しながら、応援させていただきたいです📣🤗
TikTokでは、熊本城の発行状況などをご紹介した動画の「熊本城日記」が100以上に!飯田丸の石垣や宇土櫓の工事の模様などもご紹介させていただいています。
そちらもぜひチェックしてみてください🤗
熊本城全体の復旧見込みは、現時点では、2052年度の予定とのこと。
どうか怪我や事故などなく、この先も、様々な工事が無事進みますように🙏
築城当初の防衛だけでなく、現世にあわせ、耐震補強なども兼ね備え、さらに強くなって続々と各所が蘇る熊本城を楽しみにしたいと思います✨
以上、熊本城日記でした🤗