熊本城日記⑥定点ガイドの日
私が所属させていただいている「くまもとよかとこ案内人の会」には、「常駐ガイド」「定点ガイド」「一般ガイド」の3種類があって、今日は「定点ガイド」と言って、熊本城の中にガイドとして定点に立ってご案内させていただく日でした🤗
今日の私の担当は、二時間。今日もたくさんの方にお会いし、お話できました☺️
天守閣前の井戸のところで、井戸や銀杏、天守閣の説明などしていると、熊本にお住まいの男性(後に70歳代と言われていた)に、本丸御殿についてきかれました。
そこで本丸御殿には今震災の影響で入れないことをお伝えした上で、「昭君の間」のお話をしようとすると、その男性が、「ちょっと待って!一緒にきたものもお城や歴史に興味があり、足が悪くて売店の前に座ってるから、そこで話してもらっていい?」とのこと☺️
「もちろんです☺️」と、その男性が座っていらっしゃるところに行って、ご説明をしました。
本丸御殿のお話の次にたまたま、細川家のお話になり、初代藩主細川忠利様は細川忠興様とガラシャ様の息子さんだとお伝えしたところ、ガラシャ様についてききたいと。
その流れで、ガラシャ様の生涯と、熊本市西区の島崎というところにある「島田美術館」に、ガラシャ様のお召し物の展示があって、刺繍がとても素敵で、モダンでおしゃれだったことをお話しすると、今から行くか次回行くかで早速、お二人で話し合いが始まりました☺️
そして、ガラシャ様のお墓が忠興様とともに立田山にあることをお伝えしたところ、知らなかった、ありがとうと☺️
参考にしていただけてよかったです🤗
笑いの絶えない仲のよいお二方だったのですが、おそらく、足の悪い先輩の男性は、後輩の男性が、私に、その男性のために向こうで説明して欲しいと頼まれたことはご存じなく☺️お互いを思い合っていらっしゃる、いいご関係だなぁと思いました☺️
そして!
なんとこの後輩の男性は、地震前に一口城主になり、募金したことがあり、以前は天守閣内に自分の名前が展示されていたが、あの板は、どこに行ったのかなとのこと。
今は、天守閣5階で城主検索をすると、お名前と合わせ、特別な映像が出てくることを説明。それを見たいと、天守閣内に向かわれました☺️
はじめて天守閣内に名前が展示されていたことを知り、実際に展示されていたことのある方にお会いしました!私の憧れだった蒲鉾板(詳しくは私の熊本城日記①をご参照)は、確かに今どこにあるのか気になりました。
お二人の熊本城での思い出に参加できてよかったです☺️
そのほかにも、長崎と福岡から来られたご家族、中国から一人旅の男性、東京から出張でいらした方などなど、今日もいろんな方々にご説明やお話ができました😌
いろんなご質問にも、自信を持って答えられることが増えてきてうれしい🤗
勉強して、もっと知識を増やし、ガイドとしても成長していきたいです☺️
今日もたくさんの出会いに感謝!