見出し画像

インドが脳内渋滞して

インドへは行く のではなく 呼ばれるのだ

神秘と混沌, 貧困と裕福,美しさと穢れの国。ずっといつか×いつか,と恋しい気持ちはあったのだが,まだ”インドから呼ばれていない“ 期は熟していない。そう思いこんでいた。

ところが,某所で開かれた簡易金継ぎの会に参加したところ...


インド好きグループ分け


1.インドカレー班
家のキッチンにはスパイス一式を揃えてあるのがテッパン。キーフレーズは
「ときどき自分でもスパイス調合してカレーつくるんだよね」
カレーめぐりの際にちょいちょい通ぶった自慢アピールをはさむ。
2.インド映画班
映画「バーフバリ」「RRR」からハマった人たちはアクション無頼派に目がなく、3カーンなど王道ボリウッド・ラブストーリーからファンになった人たちは「ディーピカちゃんは360度どこからみてもすばらしい」「SLK:キングは存在そのものが美」「リティックのダンスはピカイチ」と推しスターに賛辞を贈り、マサラ上映をこよなく愛す。
3.インド文化班
 ヨガやアーユルヴェーダやヒンズー教やインド雑貨などに精通している人たちの集まり。マストアイテムはヨガマットと額につけるビンディー⁈
スマホにさりげなくインドの神様のシール添付したり、お部屋にお香を焚いていたり、どちらかといえば女子に多いが、男性では片岡鶴太郎さんの例もある。

私は1-3どれにもあてはまる。
しかし、まだインドには行ったことがない。そのうちインドから呼ばれる日が来るのか、還暦までに訪れたい。はて? と思いつつ10年も経ってしまった。

インドを読んでいる

美しいタラの絵本 と雑貨 愛あふれるインド本



・持ち帰りたいインド -KAILASとめぐる雑貨と暮らしの旅-

旅がテーマの書籍・雑誌を手がける編集者&ライター&写真家が、インドで出合ったとっておきの雑貨と手工芸品の魅力を。アンティーク屋の倉庫から手仕事の素朴なお土産まで、これは持ち帰りたくなるインドの”モノ"がたり。

・タラブックス -インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる-

南インドにある社員50人に満たない小さな出版社・タラブックスは、紙から印刷、製本に至るまで手づくりの美しい絵本を生み出している。様々な絵本賞等を受賞するタラブックスの本づくりの哲学、働き方、生き方が素敵すぎて 身悶えしてしまう。
・タラブックス ↓ 詳しくはこちら

インドの歴史的背景も学べる


・インド建築案内  
広い地域性や年代別に解説されており
ますます興味が深まった
神谷武夫 著・写真

インドへ呼ばれたい


さて,前述の金継ぎ教室に参加したときの話。
風変わりな醤油差し風の陶器を修繕している女性にであった。それは何ですか,と尋ねると『ヨガの鼻洗い』だという。
少し遅れてきた別の女性と「久しぶりね」とお互いあいさつ交わす姿に古い友人と思いきや、ヨガ教室でたまたま居合わせただけの仲で、しかもそれはヨガの聖地リシュケシュのヨガ教室だそうだ。
遅れてきた彼女は、今度はいつ行こうかしら...とインド常連の余裕のドヤ顔。

そして、当日コラボされていたカレーの料理人はめっちゃ日本人顔だが、ターバンを粋に巻いていらした。

モハヤマバート のミールス

つまり,参加者みんなインドとご縁がある。

ただひとり,インド未経験の自分が恥ずかしくなった。

すると、金継ぎを教えていた女性がこう言った。
「インドに呼ばれる条件を知ってますよ」
「え?そんなんあるんですか?」とウチ。
「簡単です、インド行の航空券買ったらいいんですよ」

なるほど.その手があったか。


さて、帰宅後すぐに冷蔵庫のドアにマグネットで,こう貼った。

【インド!】


すると… (続く)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?