センキョってなぁに?
ドウゾ私ニ チカラヲクダサイ.
アト一歩. ミナサマノ声ヲ 届テマイリマス.
娘が通う大学は外国人が多い。別の言い方をすると、我が娘の大学仲間はほぼ留学生、ともいえる。衆議院選挙が公示され、街かどに立候補者ポスターが貼られ、授業中も選挙演説カーが大学付近をのろのろ通るのが珍しいのだ。
“最近、朝からずっとウルサイ。何を叫んでるの?アノ人達。”
と、不思議そうに尋ねる留学生たち。
日本の選挙制度や政治活動について知らないのも当然だ。
”シュウギイン・センキョがもうすぐあるねん。”
”へぇー?! センキョってなぁに?”
中国出身のE嬢は「センキョ」に興味津々らしい。国会で政策を決める人を国民が選ぶ...日本では当然の政治制度なのだが、
”自分たちで選ぶってすごいねぇ。”
共産党の指導のもとに建国され、ほぼ一党制の中華人民共和国には、新鮮なのだろう。
一方、ロシアゆかりのY嬢も社会主義国ゆえ党を選ぶが、信任投票ばかりで直接候補者を選ばないとか。プーチン長期政権はまだまだ続きそうで、
”ふぅん、選挙投票ってそういうもんなんだ”と感心していたそうだ。
さて、えらそうに、選挙の説明をする娘なのだが、19歳まで父の国で教育を受けていたため、選挙投票はまだ二回しか経験がない。今回は周りの学生たちに刺激を受け政見放送など聞いていたようだが、一般的に20代の選挙への意識はハロウィーン仮装より人気薄だろうな。日本の未来を担う若者たちに響く選挙、その投票率の低さ、なんとかならないものかしら。
#選挙 #衆議院選挙 #政党政治 #投票に行こう
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