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「コロナショックはウェブ制作をどう変えるか? 」ZOOMウェビナーまとめ

4/22、「コロナショックはウェブ制作をどう変えるか?」というZOOMウェビナーに参加しました。議事録兼まとめを書いたので共有します。
※ 出演者の扮谷さんもまとめを書いていらっしゃるようなのでこちらも合わせて見るとより理解できそうです!

↓↓↓ 以下議事録です ↓↓↓

withコロナ時代のウェブ制作の働き方やマーケティング&セールス、会社のあり方などについて、
制作会社の経営者4人で意見交換をする会。
※個人的に興味深いと思った箇所は 太文字 で表示しています!

まずは4人の自己紹介から。

💙中川さん
アンティーファクトリー
https://www.un-t.com/
会社経営しつつアートディレクターもやっている
支店がいくつかある

💚志水さん
タービン・インタラクティブ
https://www.turbine.co.jp/index.html
BtoBマーケを支援する戦略型制作会社

💛山口さん
リクト
https://www.lct.jp/
福岡にある制作会社
BtoCのスモールビジネスを支援している
地域ビジネスをサポート

💜扮谷(そぎたに)さん
ベイジ
https://baigie.me/
会社経営しつつデザイナーもやっている
BtoBに強いWeb制作会社

ここで視聴者に投票タイム。(ZOOMって投票機能あるんだ…!!)

Q:どういう系の会社に勤務していますか?
A:「Web制作会社に勤務している」人が一番多かった。

Q:お問い合わせや見積もり件数は変化していますか?
A:「少し減っている」が45%で一番多い。

投票が終わったところで、4人の話にバトンタッチ。
Q:今どんな影響受けている??

💛山口さん
九州の状況。そこまで影響はない。
打ち合わせや商談の日程が後ろにずれている。

💙中川さん
先方がテレワークになったので確認が遅れている場合も。
映像撮影が軒並みキャンセル。
でも。外のイベントではなくオンラインでやろうという提案もある。予算は変わらないので。

💜扮谷さん
もともと1000万超えの案件のお問い合わせが多かったけど、100万円くらいの低予算、短納期の案件が多くなってきた。
でもその価格とスピードでの仕事が対応できない。


💚志水さん
映像撮影が軒並みキャンセル。
ワークショップが組めない。
低予算・短納期な案件のお問い合わせは微増している。

【4人の話をまとめると】
・クライアント(小さい会社の)が慌てている??
・困っている・動揺している??
・急にイベントなくなったからホームページ作らなきゃ!と思っている。
・逆に大きな会社は足踏み傾向。少々止まっていても問題なし。

再度視聴者に投票タイム。

Q:リモートワークどのくらいの頻度でやっている?
A:「完全リモート」が60%で一番多い。

投票が終わったところで、4人の話にバトンタッチ。
Q:リモートどうですか??

💙中川さん
社長は基本出社している。車通勤なので。
色々なところに支店があるので、もともとうまく連携取れている。
新卒の方、半人前の方はテレワーク難しい。。。
今まではトップダウン型だったけど、今は逆に社員が自発的に、能動的に動いていく文化になりそう。
裁量労働の評価になりつつある。
一人1000円予算をあげて、飲み会を定期的にやっている。
Zoom産業医をやっている。

💛山口さん
やってみると意外とできるもの。

💜扮谷さん
もともとリモート反対派だった。
でもやってみると意外とできるもの。
ポジティブになってきた。
逆にコミュニケーション増えてきた。
ハードスキルは変わらない。
ソフトスキルが活かされない?(会社の円滑油的な存在は評価されない?)
でも、オンラインでも評価できることはあると思う。

なるべくコミュニケーションを増やす。朝会夕会毎日やっている。

💚志水さん
宮古島オフィスもあるのでリモートワーク推進派。
全員リモートって新鮮。


Q:我々のビジネスってこれからどうなっていくのか??
withコロナ時代の顧客獲得について!


💜扮谷さん
以下スライド参照。

図1


上の図にある通り、
デジタルトランスフォーメーションをすっ飛ばしてフルオンラインにしなくては。
現実と仮想の主従逆転。
対面営業なしで数百万の案件を取ってくるのは難しいのでは?
これからはブランド力(SNSとか)が鍵になる。
ブランド力無いとオンライン商談厳しい。

図2


上記のスライドのように、今までの仕事の流れとしてオフラインとオンラインでそれぞれ役割を分けて行なっていたものを、今後は全てオンラインへ移行する必要がある。
具体的には、オフラインで行なっていたイベント・郵便・電話・口コミ・交流などをオンラインツールで代替や置き換えができないか、ということ。

💛山口さん
今後はweb制作会社の仕事の範囲が増えそうだ。例えば取引先のIT化への支援やキャッシュポイントの提案など、こちらから率先してオフラインからオンラインへの提案をアプローチしていかなければいけないのと、パラレルワーク的な働き方を会社としてどう対応していくかが重要。

💚志水さん
この間、対面営業なしで案件を取った。

Q:この状況下、WEB制作会社としてこれからなにする?

💛山口さん
売り上げを特定のものにしない。
クライアントの多角化。

💜扮谷さん
マーケティングで何をすべきかが重要になってくる。
今までは営業の方や人付き合いの中での口コミなど、それこそオフラインで行われていたマーケティングが、完全オンライン化。
その動きの中で、会社の規模は関係なくどの会社も自社のブランド化に注力することを避けられなくなってきた。
小さい会社でもブランドをもっと意識しないといけない。
自社メディアとSNSに力を入れる。
使い分けた方が商談が絶対優位に立てる!

下記のスライドは、顧客がその会社へ仕事を発注する際の決め手となる要因を表したもの。

図3


必須の条件が価格・納期・物理的な制約。
そして機能面が独自性や実績、知見など。
例えば必須要件と機能要件にほとんど差がない2社を比較検討する際、最終的に判断の鍵になるのは情緒要件になる。
この情緒条件が、今までは営業職の社員さんの人柄であったり、電話対応の仕方であったりと、個人レベルで判断されることが多かったが、オフラインな接触ができなくなってきた今、今後は会社のブランド力が勝負なのではないか。
下のスライドは、そのブランド力を確立させるためのフロー。

図4


『社内バズ』を起こせばこっちのもの。

どういうことなのかというと。。。
この記事を公開しました!と枌谷さんがツイートしたとする。
フォロワーが多く、優良すぎる記事なので、どんどん拡散されていく。
その記事を見た私が自社の社員に『これめっちゃいいよ!』って言ってSlackなどで広めて社内でもめっちゃいい記事だね!と話題になる。
これがいわゆる社内バズ!
そうして色々拡散されていき、『目に入る回数』を増やしたり、『なんか見たことある会社だ』と意識させられればこちらのもの。
DM等で営業をしたとしても、『この記事書いていた会社だ!』となり、意思決定へのハードルがぐっと下がる。
この流れをどの会社も重視していく必要がありそうだ。

💙中川さん
規律型と自立型の中庸。

図6

図7

その他雑談的な

・東京、地方の垣根がなくなっていく。
・海外旅行よりも国内旅行増えるかも。
・この業界の未来は明るい!

↑↑↑ 以上議事録でした ↑↑↑


個人的な感想。

SNSや自社メディアに力を入れるべきなんだな、、と。
ウチの会社でもSNSをはじめるかもなのでいい流れだと思いました。

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