おじさんが食いつぶしてきた/あたし達がこれから生きていく10年
TO-Yで、ヒデローがいってたあの台詞。。。
と、突然想い出して本棚から探し
何巻かわからないので全巻ぺらぺらと。。。でやっとみつけた。
30年前はこのセリフ理解できなかったんですけど(TO-Yにおけるヒデローと同年代だったにもかかわらず)
あらためて今考えてみるにその理由は、あの頃、過去の10年とこれからの10年ってそんなに変わらないんじゃないかと思っていたのではないかと
田舎の少年(?)がそこの暮しを俯瞰して受ける感じね。私が育ったのはTOKYOではないので
田舎のヤンキーがグレる理由も実はそこだったりして(^^;
(とある本によれば、戦前の戦争してない安定期なぞは、世の中の流れと進化はまったくstaticで、永遠に何も変わっていかないかのような感じがあったそうです。子供が成長する以外は永遠に同じ毎日/1年の繰り返し)
でも確か、バブル期だったので高度成長期から連続的に国として右肩上がりだったため、世を覆っている空気自体は悲観的ではなかったような気がする。
なんというか、不思議な時代でした80年代。ベルリンの壁が壊れソ連がなくなるなぞだーれも考えていなかった。
けど
おっさんどころかもうすぐ50になるっていう今になりやっと(?)わかったような気がする。
世の中はいつの頃からか加速度をつけて変わっていくようになり、これまでの「おじさん(上の世代)が食いつぶしてきた」10年と僕らがこれから生きていく10年はまったく違うと思います。
ヒデローの言うとおりだった!
そしてほぼ楽観しかない。
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