映画評 GW(1)
GWもたくさん映画を観ました。自粛期間だったからたくさん観たというわけでもなく…(毎年たくさんみています)
いつもと同じように?
(1) おもしろかった
(2) とてもおもしろかった
(3) GW観たなかでNo1
という構成で
概ね上からおすすめ順です。
猿の惑星・征服 1972 アメリカ
猿の惑星5部作の4。これは、面白かったな~ 前作から、というか一連で観なければならないのは言わずもがなです。
夏になるか、次の正月になるかわかりませんが(一旦の)最終章が楽しみです。
ミッドナイト・イン・パリ 2011 フランス ウディ・アレン(脚本、監督) レイチェル・マクアダムス
こういうのもありかな~と 主人公の夢見がちな男性はなんでしょう、あちらでいうオタクなんでしょうかね?
レイチェル・マクアダムス、最初気づきませんでした。自分は「アバウト・タイム」のレイチェル・マクアダムスの前髪に惚れていただけなのだということに気づく(笑)
まぁあとは描かれ方… けっこうイヤな女役なので(笑)
最後「いいところをもっていく」女性、気になったので調べたらレア・セドゥというフランスの女優さんのようで、いい感じでした。映画の中でたくさんの男に愛される役のマリオン・コティヤールという女優さんよりいいと思いました。
パリという街を美しく撮っているとは思いました。でも行ったことないから…実際はどうなんだろう。
フェリーニの8 1/2(はっかにぶんのいち) 1963 イタリア・フランス フェデリコ・フェリーニ
結局のところはちゃめちゃで、正直よくわからないところが多かったけれど「こういうの嫌いじゃない」という印象。映画ですから。
人間の脳内、あるいは夢のイメージをそのまま映画にしたってことなのかな。ほら、脳内って開放区だから、そこで出てくる自分ってけっこうエゴイスティックだったりするでしょう。現世における鬱憤を晴らしているのか…どうかはわからないけど。
そして、夢とか妄想ってそもそもわけわからないし。
西部戦線異状なし 1930 アメリカ
90年前の映画!それだけで感慨。
この映画は、観なければいけないらしいので半ば義務感で。戦争映画ってそもそも好きではないので…好きではないけれどけっこう観ています。ほとんど義務感で。
面白いとか面白くないとかそういう次元ではないような気がする。
やっぱ特筆すべきは若者が戦場から一旦戻って、「教場」へふらっと舞い戻るところでしょうかね。教え子を常に煽り続けている(戦地へ行け!と)教授はやはり、戦地に赴いたことがないから好き勝手いってられるのでしょうか。