アラフィフが(未だ)ファッションについて思うところあり。。[ほぼ抱負]
次男(今中1)が生まれた頃ぐらいから年甲斐もなく?服を蒐集するようになり
蒐集とはつまり、生活必需品あるいはその延長という位置づけではなく
要は、一種のアートとして? 家に絵画を買って飾るのと似たような感じか。。
飾るより着るほうが楽しいからね。外に出れるしね。
「モードを着るのではなくアートを着る」
とは当時の酔っぱらったときの自分の発言で、ちゃんと心にメモしておいたので未だにおぼえています。我ながらうまいと思いましたが😅みなさんどう思われますか。
まぁでも、なんていうんだろ。。。予見?予言?
若い時分からイメージしていた、オジサンになったら自分はこういうスタイルで街を闊歩してるんだろうなー、っていうイメージを実現させるために服を蒐集していただけなのかな、と
こういうふうに「なりたい!」とちょっと違うのね。こういうふうに「なるんだろうなー」だから。
自分の場合は、以前からけっこうありありとイメージできる自分の「像」みたいなのがあって。(すごくカラフルな。。。)
あまりに具体的だったから、あーこれはそうなるってことなんだろうなと
ある意味たかをくくっていたわけです。
そのとおり、そうなったけどね(笑)
でも、なぜ「それ」なのかはずーっとわかってなかったんだけど
蒐集するマイブームが収束してからしばらく経って、それが昔黄金町日劇で観た「私立探偵濱マイク」そのものだってことに気付いたわけです。
気付くの遅すぎ😰
それほどまでに自分が、根底のところで濱マイクに影響されていたのかと。。。(そもそも実在しないし💦)
それを認識したときはけっこう驚きました。
だってねえ。。。映画の濱マイクは1993年ですからね。それをオッサンになるまでひきずるとはねえ😓
それまでも、人並み以上にファッション、すなわち身だしなみに興味はありましたがなんだろうやっぱり金銭的にすこし余裕ができたのが大きかったのかな?
ふつうにブランドものを着こなすとか。。。そういうのとはちょっと違う方向にいってしまいつつある自分に戸惑いながらも、まいっか、と自分を放置していました。
他人に迷惑かけてるわけでなし。音と臭いは逃れられない(人間の諍いの原因になる)ですが着る服の色合いが気に食わないのであれば目を逸らせばいいだけの話です(子供にたまにそういう話をします)
ただ、どうしても収納を圧迫するので。。。家族に迷惑?とまではいかなくともイヤミを言われたことは両手に余るほどあります😱
で、そのマイブームは何年かで収束しましたが、当時の資産を減価償却して現在進行形で生きています。
その後人生における興味が他に移ったこともあり、今現在蒐集の情熱はないので資産は増えてません。
ヒトにあげたり、長男にゆずったり、傷みきったものは捨てたり・・
そして失くしたり😭
総量としては着実に減っています。(ところで、ビジネス・スーツおよびその周辺とは別な話をしています。スーツは消耗品ですからね)
ただ、「出逢い」は大切にしたいので、良き絵画と出会うのと同じですから、完全にやめることはないと思います。
これからは偶然まかせで✌️
また序章が長かった(^^; やっと本題。そしていきなり結論😓
あ、そうそう、ちょっと脱線しますが私は「一生もの」をまったく信じていません。ファッションでいう「一生もの」とはせいぜい10年ぐらいだと思ってます。
あれは買わせるための口上ですから。業界側も流行ものを一生着てほしいなぞこれっぽっちも思っていませんので。。。
それと、10年経ったらふつう、似合わなくなりませんか? それを着てる自分が。
自分の内面が成長してきたら、いつか似合わなくなるときがくるのがふつうだと思う。
最近とみに感じるようになったのが、
当時蒐集していた服たちがあれ。。。もう似合わない?
っていう切実な危機感😰
ふつーに考えれば、30代の感性で集めていたモノたちですから、もう50になろうとしているわけで、似合わない(と感じる)のは当然かと😓
自分も成長しているわけですしねー
濱マイクを演じていた永瀬正敏さんも、今ではすっかりシブい俳優さんになられていますし(濱マイクと永瀬さんは別物だけどね!)
で、今年の抱負なんですけど、さてどうするか?をしばらく考えてみたいと思います。
カンタンにいえばこのまま留まるか(一周まわれば、またブームがきて、似合うと思えるようになるかもしれない)
あるいは30代の感性とやらが実は今の自分を束縛する/成長を阻害するものであると解釈して、脱皮するか。
二元論で自分を縛るとロクなことがないので、こっち、と決めるわけではなく
これからも走り続けていくうちに、なんとなくどちらかに寄っていくのではないかと思いますけどね。
今後の自分の「感じ方」の変化が楽しみです。
おしまい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?