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「めぐり逢い」と「めぐり逢えたら」(映画評)

めぐり逢い 1957 アメリカ 119分 ケーリー・グラント デボラ・カー

めぐり逢えたら 1993 アメリカ 105分 トム・ハンクス メグ・ライアン

「めぐり逢い」と「めぐり逢えたら」ほぼ連続で観ました。

「めぐり逢い」ホント良い映画だった~

まず、お洒落!最初から最後までお洒落。お洒落な映画、大好きです。

お洒落って、キャストのファッションだけじゃなくて口調、セリフまわしもそうですし、背景、町並みもそうだし(この映画でいうと祖母の家や周辺、祖母の家から見える景色など)あと「手法」みたいなものも。

映画を通じた雰囲気やストーリーそのもののお洒落さは言わずもがなです。

そしてもうひとつ何がよかったか。スーパーハッピーエンドであること(笑)

これは「後続」の「めぐり逢えたら」も同様です。私はやはりハッピーエンドの映画が好きです。

印象的なシーンは、ケーリー・グラント、デボラ・カーが覚悟を決めたところ。「我々は荒波に」?「進路は変わった」とかなんとか。。うまい言い回しですね~

どちらも婚約者がいるわけですから。その上での船上での恋。もうお互い気持ちを隠さずいこう、好きになってしまったんだから、という。

もうひとつはおばあさんのピアノ。あれは美しい。

そしてラストね(当然)


「めぐり逢えたら」もなかなかのラブストーリーだったと思います。やはり最後の最後までじらすのね。。と(笑)

あ、その前に一度路上で二人は会ってましたっけね。

トム・ハンクスは病気で亡くなった妻を忘れられず、でも子供の後押しもあり新しい恋人をみつけていこう!というとき。恋人未満?ぐらいのけたけた笑う女性がいるという状態。

メグ・ライアンはがっつりまさに結婚せんとす、ぐらいの婚約者がいるという状態。

メグ・ライアンも、ラジオで声を聞いただけの男性になぜか惹かれてしまう。なぜかはわからない。理論的に説明できない。でも「どうしようもない」ことだけははっきりしているという。

トム・ハンクスのほうは、これは半ば強引な設定ですが、空港でメグ・ライアンをひとめみたときに運命の人だと確信してしまう。で、その人ともう二度と会えないはずが、二度もあってしまうんですね~ 映画だからね!(笑)

「本家」はエンパイア・ステート・ビルでめぐり逢えなかったけどこの二人は無事逢えちゃいましたね(笑)


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