発展的天文講座「金星探査機あかつきが見た金星」
数ヶ月に一度恒例のこれです。
今村先生は4年半ぶりの登場。
アップデート講演(私の造語w)って素晴らしいと思う✨
特にあかつきについては一度金星周回軌道に入るのをマシントラブルで失敗し、今村先生の4年半前の講演はけっこうダウナーモードだったわけで😥
これこれこういう理由で失敗したけど、今は再度対策を検討しているところで、次のチャンスは頑張ります! みたいな
で実際に2015年にリベンジに成功し、今こうやって研究成果をもってきてくれているわけです。
まあ、どうしても世間的には、はやぶさ2に注目が集まってしまうわけですけどね。
個人的には、金星の周回軌道に乗れなかったのは事実だけれどそのまま金星の近くにいて太陽の周りを回り続けて惑星探査の仕事はしていたっていうのが、ぐっとくるじゃないですか。
プロジェクトX的で😭
宇宙の藻屑と消えず本当によかったですよ。
<memo>
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金星の調査の目玉は「スーパーローテーション」の解明なのだそうで。これ、すごいですね。自転の方向に、自転スピードよりもはるかに早いスピードで(10倍ぐらい?)風が吹いているそうな。
いずれ解明されていくのでしょう。
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金星を覆っている大気については、「究極の温暖化といえるでしょう」というパワーワードで、お客さんも皆納得(笑)
地球については大気中の二酸化炭素の増加による温暖化の議論がずっと盛んですが、金星はほぼほぼ二酸化炭素。結果、金星の表面は摂氏460度ほどらしいです。地表からの放射熱が、金星では二酸化炭素に覆われていることによりそれほど外に逃げないらしい。
二酸化炭素がなぜ多いか?という質問に対しては、
星ができるときに、地球は、海に大部分の二酸化炭素が溶け込んだが金星は海がなかったのでそのまま大気として残った説が有力なのだそうです。
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地球は、億年という単位で環境が大きく変わっていないが、宇宙ではそのほうが珍しいそうです。金星も火星も数十億年前はだいぶ違っていた可能性が高いと。
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