マインドセット「やればできる! 」の研究

例によって?50ページぐらい読んでの感想w
正直いってますます面白くなる予感はしないんだけど(ごめんなさい)ふつーに面白い本なような気はする。

ただ、はっとしたくだりがあって(そういう考え方したことなかったな、と)

ウサギとカメの話は、世の中に悪影響を与えている、と。
どんくさいのが努力家、才能がある人間(存在?)は努力を嫌う、みたいなステレオタイプすぎないか?みたいなことが書いてある。

たしかに言われてみればそのとおりだし、あまりに有名な寓話なので世界中の人たちの脳にインストールされてしまっているかもしれない。
そういえばアリとキリギリスも同じテイストだよね。

たぶんこの本が言いたいこと(この先に想定される論の展開)は、ひとつめはまず世の中は才能のある人間とどんくさい人間に二分されることはないんじゃないの、ということ。
本当の天才は一握り、本当にどんくさい人間もひと握りで、のこりは皆平等に「才能がある」にカテゴライズされていーんじゃないの?と。

そしてもうひとつは、才能があって努力家もいるし、どんくさくて努力が嫌いな人もいる、どころかそーいうヤツのほうが多くね?ということ。

だから、我々中間層(才能は、掘り返せばあるタイプ)は、才能があって努力家のほうにいけるんだから、いけるんならいってしまいましょうよと。

そのために必要なのがこの本のタイトルである「マインドセット」なのであろう。


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