劇場版TOKYO MER続編内容予想
3月に劇場版のワンシーンを切り抜いた画像と共に匂わせ投稿を行っていてもしかして!と思っていたがついに劇場に再出動するということが発表された。今回は、続編映画の内容をSNSでの反応を元に予想してみたい。
劇場版の放火犯の続き
2023年4月23日に公開された劇場版『Tokyo MER ~走る緊急救命室~』では、清掃員が横浜・ランドマークタワーの24階にあるタワー棟オフィスにガソリンを撒いて放火した。犯人は、施設の構造に詳しく、スプリンクラーで消火されないように制御盤を破壊した上で換気ダクト下にガソリンを入れた袋を設置し、延焼を引き起こそうとして無惨にも成功してしまう。小説では、清掃員の服を着たテロ集団ではなく本当に清掃員の人として書かれている。しかしSNSでは、「死にたかった」というただそれだけの理由でここまで念入りに計画をするとは考えられないと疑問の声が上がっている。連続ドラマで登場したテロ組織LP9が関与していたことを疑う声や共犯者がいたのではないかという声もある。個人的に考えた違和感を説明する。
犯人が制御盤を破壊した目的は、間違いなく4番( 火災警報システムの無効化)だ。排煙装置とスプリンクラーによる消火を防止して換気ダクトまで炎が延焼するようにする必要があるからだ。防火シャッターが機能しなくても防火壁で延焼が防止されるためそれを知っていた清掃員はわざわざ各部屋の換気ダクト下にガソリン袋を設置するという手段に出た。AIの回答通りの仕様だと仮定すると火災報知器も停止するため目視で初めて火事だと認識することになる。
しかし、休日で社員がいないため警備員以外の目撃者はいない。つまり、上の階から煙が漏れるなどの消火困難な状態になってからでないと気が付かない。MER現着時に中層階から大量の黒煙が出ていたためこれが正しいと仮定した場合電力供給も停止したと言える。つまり、先に制御盤を破壊してから放火を行ったことになるがその場合、電気の供給も停止するため中層階が停電することになる。異変に気づいた警備員が制御盤の確認に来るため火災に気がついて早い段階での消火活動や避難誘導を行えるためそもそも傷病者が出ること自体がおかしい。犯人すら全身やけど程度で済んだのに。また、複数の部屋に設置したガソリン袋を誰が置いたのかも明かされていない。長時間あると誰かにバレる危険性があるため当日設置したと思われるがオフィスに入る以前のシーンが無いため本人が設置したという言質はあるものの物証がなく清掃員仲間に依頼した可能性も高い。
続編では共犯の有無が明らかになるのではないか。
救命した椿脱獄
最終回で喜多見らに応急処置された後公安に引き渡されたであろう椿は、たくさんの悪事の指揮を取っていたことから間違いなく刑務所にぶち込まれている。野戦病院の時代にかばってでも救命してくれた喜多見を何故か憎み「私を助けたことを必ず後悔させます」という理由で水筒爆弾を使用して涼香を殺した。それからMERのスタッフルームに時限爆弾を仕掛けたところで先回りしていた公安に発泡される。その後出血死の危険性があると判断した喜多見は応急処置を行い再び救った。その事実を知った椿は次は喜多見を殺そうとするのではないかと思われる。仮に死刑囚になったところで執行は数年から数十年かかる。死刑判決が最終回放映日の2021年9月12日だとした場合今でも収容されている可能性が高い。収容されている刑務所から脱獄して逮捕されていないメンバーらと協力して殺す又はテロを起こす可能性が高い。
続編ではそれに絡んだ大規模医療事案が発生するのではないか。
☆合間のシーン
喜多見と高輪の再婚のように合間で採用されると思うものを予想してみた。
1️⃣音羽が新しい恋を始める
厚生労働省の官僚ことMER統括官の音羽は、喜多見の妹である涼香に密かに想いを寄せていた。同じく涼香も想いを寄せていてMERメンバーもみんな影で応援していた。しかしLP9によって殺されてしまった。劇場では、大学時代の元カノである鴨居がYOKOHAMA MERのチーフドクターとして再会したものの過去を引きずっている音羽の想いはその人にはなくて心情を悟った鴨居は気持ちに踏ん切りをつけて綺麗サッパリ諦めた。この流れからすれば今でも独身でありそうだが喜多見と高輪の再婚で結婚願望が湧いただろうしそろそろ過去を捨てないと心が壊れてしまうはずだ。気持ちを表情に出さないため言動で推測するのは難しいが続編の設定が"2年後~"等の場合環境が大きく変わっている可能性がある。
2️⃣潮見がたくましくなる
劇中で臆病者で気が小さいと紹介された新米MERスタッフの潮見が日々のトレーニングや、みんなを見習ってたくましく喜多見に続く勇敢な男性救命になるのではないかと予想する。炎の中階段をダッシュで登る体力の持ち主でみんなを助けるラストキーパーになると期待する。