![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47012213/rectangle_large_type_2_50a8df34991dee75ad4d8a02c35f7e8c.jpeg?width=1200)
Photo by
gucchon
居酒屋の常連の定義
高級レストランもいいですが、僕的には大衆居酒屋が落ち着きます。いつも行くのは、浅草の居酒屋「鳥椿」です。朝から営業しているので、週末は昼飲みもできるお店。
そんなお店に、時折「常連ヅラ」をする人が入ってくることがあります。僕的には、「常連」と「常連ヅラ」は、似て非なり。まったく違うんですよね。
僕が思う常連の定義は、「優遇されないことを良しとする人たち」だと思っています。そして、「一見客が楽しんでいる姿をつまみに、お酒を飲める人」じゃないかと。
優遇されない、というのは、冷遇されるという両極な話ではなく、たとえば自分のオーダーは後回しになっても気にしない、といったことですね。他の普段あまり来ないお客さんを優先して、常連は後回しにする。こういうことに目くじらを立てる人は、常連とは呼ばない。
また、店員さんが忙しそうにしているのに、返事をするまで声をかけ続ける人も、常連とはほど遠いですよね。
以前、こことは別の居酒屋さんで、お店が混んできたときに常連さんがカウンターに入って、立って飲んでいたのが印象的でした。自分のことは、常連どころか、客なんて思っちゃいない、その佇まいが心地良い。
自分の居場所は、自分の立ち振舞いで決まりますよね。
いいなと思ったら応援しよう!
![大木 豊成](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/4775/profile_2bfdcd2e81bbe5f2188312143255d29a.jpg?width=600&crop=1:1,smart)