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【布教記事】棗いつき9thアルバム『HYPNOSONIC』”世界へ届くよろこびのうた”

平素よりお世話になっております。
”棗いつきさんのオタク”kumaberryです。

今回は棗いつきさんの9枚目のアルバム

『HYPNOSONIC』

の布教記事になります。

【注意】
この記事は偶々目に触れた方にいつきさんの音楽がどのようなものか知ってもらいたく書いていきます。
そのため、このアルバムの醍醐味である小説のネタバレとなる内容は書きませんのでご安心下さい。

それでは宜しくお願い致します。



『HYPNOSONIC』ってどんなアルバム?

まずはこちらのアルバムについて紹介していきます。

『HYPNOSONIC』はリアルとバーチャルを行き来するインターネット発のシンガー、棗いつきさんの9枚目のアルバムとなっており、2023年10月29日にリリースされました。

クロスフェード▼

特設サイト▼

高度に発展した科学と混沌が支配する近未来・東京。

とある学校で、一人の女子生徒がクラスメイト複数人を切りつけるという事件が起きた。

不可解な突然の凶行――女子生徒の兄は、最愛の妹の名誉を挽回すべく、真相究明に乗り出す。

事件の謎を紐解いた時、浮かび上がったのはある「殺人電子ドラッグ」の存在だった。

やがてそれは、東京全域を巻き込む陰謀へと繋がってゆく。

棗いつき official site から引用 

CD限定でinst6曲を含む全12曲が収録されるのと同時に、CDの帯の裏にはQRコードが印字されています。

そのQRコードを読み込むことでアルバムに込められている物語を小説で読むことができます。ぜっったいに捨てないでくださいね!!!!(前記事に引き続き2回目)

いつきさんが執筆した小説で10万文字を越えたのは本作が初。
高度に発展した近未来の東京を舞台に、とある事件をきっかけに大ボリュームの物語が展開されます。

あらすじ

―16歳、夏。私の音楽で人が■ぬ

とある学校で、一人の女子生徒が起こした傷害事件。
事件の謎を紐解いた時、浮かび上がったのはある「殺人電子ドラッグ」の存在だった。
やがてそれは、東京全域を巻き込む陰謀へと繋がってゆく。

HYPNOSONIC』の特長紹介も済んだところで曲の紹介へ移りましょう!


Tr.1『イノリゴト』

作詞:棗いつき
作曲:
かそかそ
イラスト:
花ヶ田

― It ain't over until it's over

開幕差し込まれる透き通る高音に心地よさを覚え、いつきさんの歌声に引き込まれる一曲。

何かが起きたことを知り、
それが綺麗事であること祈り何とか前へ進む”誰か”…
いったい誰で、その感情の行く先はどこへいくのでしょう?

1番サビでは

綺麗事を祈った こんな心じゃ
前を向いて歩いて行くなんてできやしない

と歩みを止めていましたがラスサビでは

綺麗事を祈った 嫌になるほど
変わらない僕を抱いて往くんだ あるがままに

と決意を固める歌詞に変化します。
『HYPNOSONIC』の始まりを告げる曲であり、ここからどんな物語が展開されるか期待が膨らみますね...!


Tr.2『無条件Surrender』

作詞:棗いつき
作曲:
如月結愛

お洒落なジャズ風味に纏まった一曲。
軽快なリズムに合わせるいつきさんのキレのある歌声が際立ちます。

歌詞は夢中に恋する誰かの想い、感情がひたすら綴られこの甘さが小説ではどのように表現されるか気になるところ…


Tr.3『Secret of my heart』

作詞:棗いつき
作曲:
aran
イラスト:
伊吹rev

前曲に引き続き誰かの恋心を彷彿とさせる歌詞ですが…
こちらは長く想いを寄せていた相手への届かぬ恋を終わらせる切なさが聴き手の心に沁みます。
『無条件Surrender』との対比になる様な並び。小説ではどの場面なのかもポイントです。

アルバムの中で最初に公開された曲であり、ネオン街を背景にバイクにまたがるいつきさんの大人っぽくも少し幼げのある表情にグッときます。
歌詞カードもお洒落なので是非そこも注目して聴いてみて下さい!!

ちなみにこのイラストで描かれたカーゴパンツは商品化されております。
ライブ等のイベントで穿いているオタク(非公式のいつきさんのファンネーム)をよく見かけます。


Tr.4『夏の残り香』

作詞 作曲:n.k

不穏な雰囲気を感じるイントロ。
夏が終わり寂しげな夕暮れに佇む校舎を背景に、沈みゆく感情が描かれていきます。

夏の残り香のする日だった
暮れゆく影に手を伸ばした
ねぇキミならば救ってくれる?

一体ここに至るまでに何があったのか…
そして救いを求める手を取る人はいるのでしょうか...?


Tr.5『Son macabre』

作詞 作曲:塚越雄一郎

『macabre』とは死に関するもの。
不穏を超え全力の闇が殴り掛かってきます。

普通で陳腐なこの退屈な世界を変え、全てを支配して見せるというラスボスじみた歌詞。そこに合わさる高く響くいつきさんの歌声。
その声に酔いしれ、気付いたときには”可愛いモルモット”になっていることでしょう。

この立ちはだかる大きな壁を一体どのように乗り越えていくのか…
『HYPNOSONIC』はここからフィナーレへ進みます。

終売しましたが、NFCタグ内臓のキーホルダーがあります。対応するスマートフォンで読み込むと造語版の『Son macabre』が聴くことができます。
なぜこの曲をモチーフとしたグッズがでたのか…その意味は小説を読むと分かります。


Tr.6『Son joyeux』

作詞 作曲:RD-sounds

『HYPNOSONIC』のラストを飾る喜びjoyeuxの歌。

聞こえるかな みんなに
届けたい歌なんだ

心の奥底まで
響かせたい歌なんだ

不安を抱え微かに震えるように歌い方に引き込まれ、
次第にこれまでの歩みや生きる意味を高らかに歌い、壮大な旋律が奏でられ聴き手の感情はかき乱されます。

世界を変える力も
私にはないのだけれど

それでもね この場所で
生きる意味
見つけられたから

『HYPNOSONIC』という物語を通して生きる意味を見つけたのは一体誰なのか…
弱さを認めながら自分の軸を持ち強く歌ういつきさんの歌声に心惹かれ、
小説を読み真相を知ると更にこの歌詞とその歌い方にハッとさせられます。


おわりに

以上を持ちまして棗いつきさんの9thアルバム『HYPNOSONIC』の布教記事は終わりになります。

いつきさんの活動で初となる長編小説に衝撃を受ける本作。
物語は勿論、楽曲ひとつひとつの感情の込め方に心惹かれ夢中になること間違い無し!!
まずはトラック順に曲を聴き、小説を読み、そしてもう一度曲を聴く…
そうすることでいつきさんの音楽と世界を余すことなく存分に楽しむ事ができます。

この記事を読んで少しでもいつきさんの曲に興味を持ったそこの貴方!!
是非CDショップでお手に取ってみてはいかがでしょうか?

現在メロンブックスDIVERS DIRECTで購入可能です!!


『HYPNOSONIC』のプレイリストはコチラ▼

棗いつきさんのチャンネルはコチラ▼

いつきさんの2024年の目標はチャンネル登録者数10万人です。
もしよろしければ…何卒...!!


”棗いつきさんのオタク”kumaberry

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