2024冬くまべこお泊まり会in只見活動報告 その2 火の用心体験!
1日目 2024年1月5日(金)
今年も火事などの災害に遭いませんように・・・
雪深い奥会津の風習「火の用心」体験をしました。
只見町では子どもが数えで6歳になった正月に、必ず行う習わしがあります。
書き初めで「火の用心」と書いて、火除けのお札にするのです。
6歳は「無災(むさい)」とされ、神の子が書いた火の用心として神棚に飾られます。
子どもが何枚も書いて親戚や近所に配り、代わりにお年玉をもらいます。
最近では、少子化のためなかなか手に入らなくなった「火の用心」。
何枚も書かされて飽きてしまった子どもを、親や祖父母がなだめながら書かせるという話をよく聞きます。
と、いうわけで、私たちも体験スタートです。
いざ書くとなると、こだわりたくなるもので、大人も子どもも真剣そのもの。
そう思って見ていると、サラサラ書いてあっという間にどこかに遊びに行く子もいます。
一人ひとりの個性が出ますね。
楽しい1日目が終了。
布団に入ってもなかなか眠らない子もいましたが、雪遊びの疲れもありスヤスヤ寝息が聞こえてくるのでした。
大人達は、みんなで語ろう会。
お酒も少し飲みながら、夜も更けていきます。