ケン・マイルズの生き様 (フォードvsフェラーリ)
週末、フォードvsフェラーリをようやく観れた
去年から気になっていた割に観に行くのが遅れたが、想像以上に良かった
ケン・マイルズの車との向き合い方が、本当にカッコ良すぎた
あらすじとしては、フォードのエンジニア・シェルビーと凄腕ドライバーのマイルズがフォード車でフェラーリにレースで勝つというものだ
クライマックスは最終レースでフォードがフェラーリに勝つことが確定するシーンだ
ぶっちぎりで敵を追い越し、後ろには誰もついていない
快感以外の何者でもない
…しかし、俺が思うに、
本当のクライマックスは一つ前のレース
マイルズの最終レース出場が懸かったデイトナレース(レース大会の名前)で、限界を超えたシーンだ
加速を最小限に抑え、車に無理をさせない走りで勝とうとしていたチーム・フォードの方針とは裏腹に、マイルズが加速を最大限行い、車の力を限界まで引き出してぶっちぎりでレースに勝つシーン
限界を迎えると、車はタイヤやエンジンから大破してしまう恐れがあった
マイルズは、準備段階から車との対話を欠かさず行い、レース当日も車の調子を見ながら、走りを調整していく
仲間チームによる妨害が発覚したあと、マイルズは車の本気を出し始めた…!
徐々に、ギアを上げていく
スピードも、エンジンの回転数も上がっていく……
そして、気がつくと、限界を超えたスピードで、逆転優勝を果たした
常に真摯に、バカ真面目に車と走りに向き合ってきたからこそ、限界を突破できた
そこまで突き詰めたからこそ、
周りになにを言われようと、相棒である車を信じ、臆することなくギアを上げた
それを感じた瞬間
KUMA「……(はて?目から汗が…?)…」(ボロボロ)
気がつくと涙が流れてきた
その生き様に感動するし、憧れる
なにより、「そう在りたい」、と思ってしまった
周りが信じられないと言っても、俺は信じる。だから、俺に任せろ。
そう言える人になりたいし
そう言える人を増やしたい
そういう人は、シンプルにカッコいい
人生においてここまで心を突き動かされた映画は初めてかもしれない
俺はひたすらに突き詰めて行く人生を送りたい、と改めて感じた
明日からまた海外転職の準備を進めよう
頑張ろう
俺の場合はやること決めてからこの映画を観たから「改めて」そう思ったけど、
やりたいことを決まってなくてもこの映画を観て
「俺もこうなりたい…!」
と感じたなら、あなたは自分の世界を作れる
そう信じている
まだ上映中です!まだ観てなかったら、ぜひ観に行ってほしい!!