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28 SNS公開を市民が察知/中国地方/情報ぬきと監視ほのめかし事件簿


私の事件ではとても信じられないような犯罪手法がくりかえし使われました。 しかし不思議なことに、この10年その手の犯罪報道はほとんどありません。 これだけ高度で、有害なネットワーク犯罪が行われているのに問題化しない。まったくの謎ばかりの事件です。

情報ぬき犯罪市民が二桁に上った事件

今日ご紹介するのは、少なくない数の市民が情報ぬき犯罪に関与していた話です。

最初にお断りしておきます。 不正アクセスや盗聴によると思われる、情報ぬきほのめかしをしていたのは、 身近にで顔を見知った人物で、素性も分かっており、集ストの噂のある団体の人間ではありません。そういう人間が10人以上いたのです。

情報ぬき犯罪が行われるだけでも驚きです。しかしもっと驚くのは、情報ぬき犯罪が複数での広さで共有されている点です。この犯罪の日常性がまず信じがたいものでした。

SNSを牽制するほのめかし事件

2018年、 私は公的窓口への相談を始めていました。 SNSでの発信を準備していました。当時はすでに、集団ストーカー的な事件に対する偏見に気が付いていました。 そのため、SNSで被害の実態を広く公開して、偏見を払しょくし、集スト案件の社会認知につなげようと考えていたのです。

しかし、 情報抜き犯罪の市民グループは、 SNSでの情報拡散を最も恐れていました。 彼ら彼女らは、自分たちの身が危うくなるのを恐れたのです。

当時日常生活で、 時々顔を合わせる高齢女性がいました。 某団体の人ではありません。

私はその女性を警戒していました。 集スト手法に熱心だったからです。 監視ほのめかしもありましたし、 ストーカーの共通ポーズであるアンカリングにも熱心でした。日常的に頭さわりや鼻さわりを見せつけるだけではなく、威圧も兼ねた咳ばらいも日常茶飯事でした。その女性はストーカーコミュニティに属していたのです。


そしてある日事件は起こった

ある日、私はたまたまこの女性と顔を合わせました。するとこの女性は私の顔を見るなり言ったのです。
「ツイッターって何?」
私は黙っていました。 実は私は 前日の夜、自分のTwitterアカの公開準備を終えていたのです。常習者とは考えていましたが、あまりにタイミングがよすぎます。

相手はメールもできないと話す、 後期高齢者の女性です。 自分でハッキングやSNS監視ができるとは思えません。もしその人が私の行動予測をし、牽制のために発言したのなら、この人には情報ぬき犯罪の仲間がいることになります。


すでに述べた通り、私はこの女性をストーカーコミュニティではないかと警戒していました。タイミングのよい監視ほのめかしは、この時だけではありませんでした。しかし監視なら、尾行でもできます。見かけた市民が誰かに話し、その話がまわりにまわってその高齢女性に届いたのかもしれない。常習者とは言っても、炎上で自然発生した悪ノリの市民なのか、犯罪グループの関係者であり一線を超えているのか、私は判断に迷っていたのです。


情報ぬき犯罪は想定済みだった

当時私は自分への不正アクセスを疑っていました。PCや携帯のさまざまな症状や、見知らぬ人間からの情報抜きほのめかしが無視できない数存在していたからです。

そこへこの常習者女性の発言です。警戒を高めるのは当然です。

(この人は、単に周囲に乗せられているだけではなく、犯罪に関与しているかもしれない)

想定していたとはいえ、なかなかショックな出来事でした。


SNS発信後 正体を現す情報ぬき犯罪者

その夜、私は予定通りTwitterのアカウントを公開しました。 すると何が起こったでしょうか?  私の携帯電話とPCへの第一次標的型攻撃が始まったのです。やはり、不正アクセスをされていたのです。

ブラウザークラッシャーの症状が出ました。資料記事の印刷が途中で止まりました。セキュリティソフトの通知を見ると、侵入攻撃と同じ日時でした。過去に集スト案件の暴露本を書いた調査士のアカを訪問していると、ある日エロ爆撃が発生しました。セキュリティソフトのメールアカウントは乗っ取られ、Facebookの垢を開設しようとすると認証画面に跳び何度やっても開設できませんでした。平日の休みの日に複数台のpcで繰り返しエンドレスループが発生しました。このような出来事が、私のデバイスにだけ、週に何回も発生するのです。


サイバー攻撃は高度でもリアルの実行役は普通の市民

翌年、私が新しい携帯に機種変更した際にも、この高齢女性は機監視しほのめかしをしました。この時の私の行動を察知したのは、不正アクセスか、 家の電話からの盗聴か、郵便物の監視でしょう。しかしこの女性が自ら行える状況にないので、やはり犯罪実行者や情報提供者がいるということになります。

私の被害の全体像を見ると、集スト犯罪の核のグループは、よほど事件化や社会認知を恐れていたのだと思います。だからこそ、私の通信ネット環境に執着したのでしょう。公的窓口に押しかけ、盗み聞きまでしようとしたのです。


発信を嫌がった市民

2018年、19年と私はネット発信を続けました。 しかし今度は、市民の間で奇妙なことが起こりました。SNSアカウントには、 反応がほとんどない。その一方で、リアルで接点のある市民が、私の投稿をマネするなど、SNS監視のほのめかしをはじめたのです。この市民の中には、職務中に迷惑行為やほのめかしを行う人もいました。

不正アクセスでアカを特定し、市民で共有する。表向き無視しながら、ネットから見えないリアルで粘着質の嫌がらせをしてくるのです。中には「反応がない」 「独りぼっち」と口で勝とうとしてくる人間がいる。シャドーバンをされたりキモ垢で粘着されたり色々ありましたが、過疎っている私のアカを揶揄し、マウントを取るのです。もちろん自分の犯罪行為や迷惑行為は棚上げで意識の外に追い出してのことです。


現代日本では社会問題は人気がない

経験から言いますと、社会問題や重い事件の当事者発信は、反応が鈍いのが普通です。過去数回の発信の際、私以外の当事者アカをいくつも見ましたが、いずれも盛況とは言いがたい。それでもみなさん地道に発信を続けておられました。現代日本では社会問題や重い事件は喜ばれないのです。この点ではマスコミも市民のSNSもおなじです。


藤崎剛人
ドラマ『新聞記者』で感じる日本政治へのストレス ニューズウィーク日本版2022年01月25日

「日本の映画やドラマは、特に近年は、他国に比べ極端ともいえるレベルでアクチュアルな政治問題を描くことを避けてきた」

https://www.newsweekjapan.jp/mobile/fujisaki/2022/01/post-31_2.php


実はこの情報ぬきほのめかしに参加した市民は、少なくありません。 情報共有のしかたについては今のところ不明です。記録を精査しています。もしかしたら犯罪で得た情報やアカ特定なのに、犯罪行為の部分だけは隠していたのかもしれません。犯罪とわかれば喜ぶ人はいませんものね。

情報ぬき犯罪は大震災の年から

そもそもこの事件で、閲覧のみのサイトに監視ほのめかし投稿がなされるようになったのは、 2011年の東日本大震災の年からでした。 この町に再転入してきて、携帯会社を変えたタイミングからでした。今思えばこの時から不正アクセスは始まっていたのです。
そして情報ぬき犯罪グループは、 自分たちの楽しみのため、2018年に正体を現すまで、 7年間も黙って情報をぬきつづけたのです。こんな罪深い人間が、普通の市民として裁かれもせず、平穏な日常生活を送っている。こんなバカなことがあるでしょうか。その人たちは犯罪者なのです。


珍しくない監視ほのめかしのリアル

閲覧先への監視ほのめかし投稿は、悪質でショッキングな犯罪です。それにもかかわらず、いまだにまともに報道されていません。唯一知る類似のケースは、チャゲ&アスカのASKA氏のケースだけです。 ただ ASKA氏は麻薬で逮捕されたため、ブログに書かれた被害はうやむやになってしまいました。問題のブログも削除されたそうです。私の手元にはコピーとされるものがありますが、それが本物かどうかもわかりません。あくまでも可能性の話です。

他に近いケースとしては、監視ほのめかしが手法として使われた事件です。日本HP(2006)の事件では職場の嫌がらせで監視ほのめかしが行われました。これは録音が存在するらしいのですが被害は認定されませんでした。裁判は二転三転し、最高裁判決が出ています。

 発端は、プライベートでK氏が通っていた秋葉原の喫茶店のウィトレスとの間の、恋愛観を巡るいざこざだった、という。

 そのいざこざの直後から、職場で昼食時に、プライベートのことを何も知らないはずの同僚から突然、「こうしているうちにも、君の家に誰か女性が、奥さんのフリをして、上がり込んでいるかもしれないよ?」と言われ、「どういうことか?」と問いかけても返事をしてこない。そういった「会話の中で何の脈絡もなく出てくる、男女間のいざこざの事を想起させる言葉」が、同僚との話の中で頻繁に飛び出すようになった、とK氏は説明する。

 不自然な会話や、これみよがしに聞こえてくる同僚たちの「ささやき」は、半年続き、仕事に集中できないK氏は上司に相談し、席を上司のそばに変えてもらった。しかし、二カ月もすると、ささやきが、またもや始まった。

日本HP「欠勤40日で諭旨解雇」裁判、二審で元社員が逆転勝訴 mynewsjapan 01/28 2011


実は監視ほのめかし自体は、現代日本では珍しくない嫌がらせ手法のひとつです。時々職場嫌がらせ関連で、昼食のメニューをほのめかされた等、ネットに被害情報が掲載されています。

2018年改正された迷惑防止条例にも、「監視をほのめかす行為」が追加されました。監視ほのめかしは、迷惑防止条例にも規定されるような一般的な嫌がらせなのです。

更新日:2018年7月1日
公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(略称「迷惑防止条例」)の一部を改正する条例が施行されました。


つきまとい行為等の「行為類型」を追加(第5条の2)

規制対象となる行為類型の追加
改正前の4類型(つきまとい、粗野・乱暴な言動、連続電話、汚物の送付)に下記の3類型が追加となりました。
監視していると告げること
名誉を害する事項を告げること
性的羞恥心を害する事項を告げること
行為類型の一部追加
改正前の第1号「つきまとい」に規定する、つきまとい、待ち伏せ、立ちふさがり、住居付近の見張り、住居等への押し掛けに加え、みだりにうろつくことが追加となりました。

警視庁HPより

2021年の福岡5歳児餓死事件でも、ヤクザや「防犯カメラで監視」と嘘をつき、5歳児の母親がマインドコントロールにおかれました。これも監視ほのめかしです。

「暴力団とつながりのある“ボス”がトラブルを解決する」
「監視カメラで“ボス”が見張っている」

「お前の夫の浮気調査費を“ボス”が立て替えている」福岡5歳児餓死 “虚言大女”が洗脳に使った女の名前

「文春オンライン」特集班 2021/03/07

碇容疑者はマインドコントロールをされた状態で、赤堀容疑者は相手を意のままにするマニピュレーター(操作する人)だったように見受けられます。周囲から孤立させ、不安や恐怖を与え、自分に依存させるというのは典型的な手法です。


福岡5歳餓死事件「私は学会やけん」赤堀容疑者はそう言って近づいた 2021.03.19 16:00  週刊ポスト

監視ほのめかしを手法として使うのは、精神的苦痛やマインドコントロールのためなのです。実際に防犯カメラやヤクザ関与でなくてもよいのです。

私への監視ほのめかしも、この現代風のやり口に則っている手法です。しかし情報ぬきを伴う点が決定的に異なります。悪質でもあります。今は日常的に一般人の不正アクセスの報道がなされる時代です。もしかしたら発覚していないケースが他にもあるのではないでしょうか。


情報ぬき犯罪報道を


私のケースでは少なくない数の市民が、10年も情報ぬき犯罪に関与しました。それも特定の団体でない人が関与している。 どこにでもいそうな市民が、 スパイのような犯罪を犯して人権侵害に興じている。想像するだけでもぞっとする話です。

これだけ多数の市民が関与した情報ぬき犯罪のケースが発生したのです。情報ぬき犯罪は報道され、社会は認知するべきです。
面白がって集ストに参加している市民も、自分たちが何に加担しているかに気が付くべきです。犯罪行為に加担してはなりません。それはあなたが犯罪者になることを意味しているのです。


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