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Starlink Miniを買ってみた

こんにちは。

日本で2025年1月22日に販売が始まった、Starlink Mini。
災害時などにモバイル通信や光回線が使えなくなった時などにいいのでは?と思って、買って軽く使ってみました。

Starlinkの詳細↓

Starlink Mini の詳細↓


【Starlink Miniの大体のスペック】

重量       :アンテナ本体1.10kg
          キックスタンド付き:1.16kg
          キックスタンド+15mケーブル:1.53kg
          ACアダプター:0.2kg
耐環境性     :IP67
動作温度     :-30°C~50°C
融雪機能     :最大25mm/時
電力消費     :平均:25~40W入力定格12~48V 60W
USB PD要件     :100W、最小20V/5A
WiFiテクノロジー  :802.11a/b/g/n/ac
世代       :WiFi 5
無線       :デュアルバンド3 x 3 MU-MIMO
イーサネットポート:イーサネットLANポート1つ(Starlinkプラグ付き)
適用範囲     :最大112m²
セキュリティ   :WPA2
デバイス     :最大128台のデバイスを接続可能

購入

本体価格は34,800円。米国だと599ドルなのでなんか日本は安いですね。
Starlinkの公式サイトで購入もできるのですが、自分はヤマダ電機・楽天市場店で買いましたお買い物マラソンなどもあって実質、大体3万円ぐらいで買えました。
ちなみに注文をしてから1周間ぐらいかかりました。
公式サイトだと大体4日程度で届くそうです。

プラン

Starlink Miniのプランは現在2つのみ
・50GB/月   月額6,500円
・無制限/月 月額11,500円
50GBのプランは50GBを使い切ったあと、140円/GBで追加でき自動加算されるみたいです。(私はやったことないので、される際は要確認。)

どこまで差があるかは不明ですが、無制限のプランであっても、混雑時などは住居固定型のプラン(レジデンシャルプラン)のほうが優先されるそうです。

届いたので開封

箱に直接、伝票が貼ってありました。


開けてみるとこんな感じ、左に本体・ケーブル・説明書が入っています。

中に入っていたのは
・アンテナ本体(ルーター内蔵)
・15mのケーブル
・ACアダプター
・キックスタンド(最初から本体に装着)
・パイプアダプター
・Starlinkプラグ(LANケーブルポートのフタ。最初から本体に装着)
・多言語の説明書
・(アンテナの保護用の紙? Starlinkのロゴ入り)

本体の側はプラスティック、大きさ的にもパソコンが入るリュックには普通に入ると思います。

箱を開いた上側にイラストの説明が

セットアップ

大体の流れは、箱の絵にあるように
・アプリをダウンロード

・本体にケーブルを挿して電源につなぐ

・Starlinkのアプリの指示に従って位置を調節、Wi-Fiにつなぐ

・Starlinkのアクティブ化、要はプランの契約

(注意)
購入して初めて本体をアプリに接続したしたときだけ、約1時間ネットに無料で接続できるみたいです。
「あと〇〇分でインターネットへの接続に制限」みたいな表示がされます。
なので、買って開封せずに放置していていざネット環境がないところでセットアップ・契約しようとしても、できるのかもしれません。
そのまま契約せずに放置していると、アクティブ化するためには別途ネット環境が必要の可能性があります。

プランの購入はクレジットカードを登録orApple Payが選べて、購入が完了すると数分もかからずにインターネットへ接続ができるようになりました。

実際に使ってみる

公式ページには「ダウンロード速度は最大100Mbps超」と書かれていますが、実際どれぐらい出るのでしょうか?
いくつかの場所で試してみました。

・大阪ステーションシティー 風の広場 

今どんどん開発中のうめきたを眺めれる大阪駅(ノースゲートビルディング)11階の風の広場

天気は曇り、11時半ごろ
障害物はこんな感じ、正面にはグランフロント大阪。
後ろにオフィスタワーが障害物になりそうです。

スピードテストの結果

・グラングリーン大阪

グラングリーン大阪内の水盤近くから

12時ごろ
公園に植えられている木の枝が障害物として表示されています。

スピードテストの結果

・グランフロント大阪 北館テラスガーデン

グランフロント大阪 北館の9階のテラスガーデン
これまでの2個所に比べて周りに高いビルが多い。

正面にも後ろ側にも高いビルがある。
南北にビルがあり西側は木が障害物として表示されています。

スピードテストの結果

・大阪梅田ツインタワーズ・サウス 12階 屋上広場

阪神百貨店の上、12階にある屋上広場

雪がちらついていた。
南は木、正面は阪急のオフィスビルが障害物として表示されている。

スピードテストの結果

このように、ダウンロードは100Mbpsは普通に超えていますし、瞬間的には200を超えていたこともありました、アップロードも最低でも10Mbpsは出ていました。
(ちなみに消費電力はだいたい平均して20w前後でした。融雪機能をオンにすると50w前後まで上がります。)
しかも、障害物だらけの場所で本体を起動してからすぐに測定していましたし、個人的には十分な速度です。

今回のように、流石にこれだけの障害物があるとかなり途切れ途切れの通信になります。今回はブラウザは違和感なく使えましたが、YouTubeは途切れるタイミングがありました。
ただ、障害物がかなりある状況でも全く通信できなくなるのではなくて、細切れでも通信できるのは、災害時の利用を考えても全然ありだと思いました。

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