ないものねだりだよね、で終わる会話が嫌い

ゆる言語学ラジオのこの回を聞いて
ハッとした話

私は現在オーストラリアにてホームステイをしているのだが、日々オーストラリアと日本の違いに気づいて、頭の中で整理して勝手に面白がっている。ホームステイをしようと思ったきっかけは、
ただオーストラリアの田舎で長期滞在したいと思った、ただそれだけである。

一緒にホームステイしてる子に僕の発見した違いについて話してみるタイミングが都度都度あるのだが、その子には毎回『よくそんなこと考えるね』と言われている。私なんか何も考えていなかったと。

面白い話を友達にも求めていた

一方で、気づいたら友達にも面白い話を求めてしまっていた。ホームステイをしている子に、なんか気づいたことある?という変な事まで聞いてしまっていた。そんな考えてないよ、生活に精一杯なんだからと毎回宥められている。
あーあ、つまんないなと毎回僕は思ってしまう(よくない)
おもしろ族のよくないとこだ。

ないものねだりで終わる話が嫌い

よく聞く会話のパターンがある。
結局ないものねだりだよね、で終わる会話。
僕はこれが嫌いである。
 最近、退職した友人と話していて、その友人が
『仕事をしていた時は休みがあんなに欲しかったのに、いざ辞めて毎日寝てると働きたくなる。
人間みんな結局ないものねだりだよね』と言っていた。そんなの仕事辞めたことないやつでも言えるし、学生だって言える。

僕はもっと、その人のオリジナルの話が聞きたいんだよ。
『仕事をしていた時は休みが欲しくなる、辞めた時は働きたくなる。だから、私は○○○と思うし、これから▼▼▼を実践しようと思う』みたいなその人なりの発見とか、オリジナルの意見が聞きたいのにって思う。もっと自分を研究してくれよ。聞かせてくれよ、お前の唄を。

この事をまたホームステイしている子に共有したら、めんどくさいねって言われた。
確かに。
おもしろを求めている人にとっては、おもしろを求めていない人の意見が退屈に聞こえてしまうのかもしれない。めちゃくちゃすれ違っている。

この動画を見て、そもそもタイプが違う人間なのだから、噛み合わないんだと気づいた。
なんでおもしろを追求して生きていないんだとか、こういう考えの方が面白い、面白くあるべきだ、みたいな考えがあまり理解されないシチュエーションが人生で何度かあったのだが、思っ切りタイプ別の会話ですれ違ってたんだな。

ホームステイしている子に、○○○してるやつの方が面白くない?と共感を仰いでみても、
『別に面白く無くていい。私あんまり人に会わないし、外に出ないから』と言われてしまった。
面白いを追求しない人に
面白い方がいいよ!と説得しても全く効果ゼロなんだ。
無意識のレベルで僕はたくさん今まで嫌な会話をしてしまっていた、反省します。
人との会話って難しいな😓

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