リフィル処方箋が解禁に・・・!
2025年問題に向けて数年前から話題のひとつにあがっていた、『リフィル処方箋』が導入が決まりました。
分割処方箋と少し似ているような…と頭によぎりますが、実際に分割処方は少ないように感じているため、リフィル処方は現場でどれくらい広がるのでしょうか。
また、今回のリフィル処方箋の導入決定にあたり、開業医の打撃がかなり大きいとの声もかなり見受けられます。
医療も経営なので、そうした声が多発してしまうことは新規導入にあたってはつきものだと思いますが難しいところですね。
私は保険薬剤師の立場のため、今回のリフィル処方導入により、感じたメリット・デメリットをメモしておこうかな。と。
【メリット】
経営面
・門前以外の薬局利用も増えるため、面薬局の収入が増加
薬剤師の職能
・より薬剤師が、健康サポートに身近な存在となりうる
・健康サポート薬局のより効果的な運用が可能となる
・継続して薬剤師が管理できるため、薬剤師の立場、存在意義が今より高まるのではないかとの期待ができる
【デメリット】
・医師の診察回数が減るため、細かな副作用や体調変化に気づけるものが薬剤師のみとなる(最後の砦のはずが1枚岩…?)
・固定薬局を利用する可能性が高く、新規薬局が経営を軌道へのせるタイミングが遅れそう…
・保険薬剤師が疾患の副作用や変化のモニタリングだけではなく、薬剤ごとや患者さん個人ごとに合わせた観察が可能なのか、知識はあるのか、大変失礼ながら疑問に思います(今後、学習をしていけば良いと思う)
・do処方であっても、睡眠薬や抗精神病薬の服用患者さんの依存性や診察自体が重要なケースの判断
などあげればキリがなくなってしまいそう…
今後の詳細の議論が気になります。
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1月5日 お薬メモ
私の愛用、治療薬ハンドブック(じほう)から引用
・抗菌点眼薬の第一選択薬:フルオロキノロン系抗菌薬
*耐性菌が増加しているため、乱用を避ける。
レボフロキサシン(主)
↓耐性菌発現に伴い変化
トスフリキサシン、ガチフロキサシン、モキシフロキサシン
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