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いま使ってる抽出用のコーヒー器具(2024年9月版)
今まで購入してきたドリッパーを片っ端から書いていくブログ「DAY DRIPPER」で書いたコラムの再掲版です。
コーヒーの抽出に使っているドリッパー以外の器具をゆるーく書いていきます。これ以外の器具(ハンドグラインダーとか、ドリッパースタンドとか)も使ってますが、2024年9月の段階で使うことが多い器具たちの紹介です。
(1) グラインダー関連
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2024年1月に届いたTimemoreの電動グラインダーです。Kickstarterのキャンペーンに参加して購入しました。ホッパー周りは3Dプリントしたものを使ってます。挽き目の調節がしやすいのが良いです。エスプレッソ向けですが、コーヒー用としてのみ使ってます。
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この近未来的なフォルムとLEDのライトの物体は、イオナイザーという静電気を取り除く機械です。といってもこれを使えばグラインダーの静電気問題は解決!までの効果はなかったので、RDTと併用しています。
(2) 電気ケトル
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2024年の8月頃から使い始めたケトルです(台座の不具合交換で使うタイミングを逸してた)。コーヒーの抽出向けに注ぎやすさを重視した形ですが、わたしは抽出用のケトルは別にあるので、お湯を沸かす用途でのみ使ってます。沸くのは早めだと思いますね。
(3) 抽出用ケトル
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台湾のDriverというメーカーのケトルです。このケトルの特徴はダブルウォール構造で抽出中にお湯の温度が下がりにくく、外側も熱くないのでケトル直接持ってコントロールがしやすいです。3年以上、メインの抽出用ケトルとして使ってます。とても気に入ってます。
(4) 抽出用スケール
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8月までは違うスケールを使ってましたが、9月にNano用のレザーパットをつけてからは、メイン使いに戻ってきました。液晶が斜めっていて正面からが特に見やすいのが特徴、ボタン類はタッチパネルでスケールの側面にあって押しにくいのが難点ですかね。レザーパットで雰囲気が抜群に良くなりました。
(5) 豆の計量用スケール
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最近導入した中で、地味ではありますが便利だったのがこのスケールです。それまではトレイとスケール(抽出用とは違うもの)を2つ用意していましたが、これはトレイとスケールの両方の機能をもつ道具です。準備と片付けが楽になりました。詳しくはこのブログにて。
(6) リンスアシストツール類
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円錐ドリッパー用、ウェーブフィルター155サイズ用/185サイズ用と3つのリンスアシストツールを使ってます。最近はこれ以外にネゴシエーターというフィルターをさらに密着させる道具も増えてきて、収納に悩む日々です。
参考ブログ: 円錐用、ウェーブ155用
(7) RDT用電動スプレー
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RDT(挽く前の豆に水分をつけて静電気を抑える)の際に、プッシュ式のスプレーだと水分がつきすぎる気がしていて、より少ない量の水分をつけられないか、と探して見つかったのがこれです。電動で微量のミストが噴射されますが、けっこう長時間やり続けないと効果が出ないのが難点。バランスが難しい。
(8) カップ
お気に入りのカップで飲むと、1.3倍くらい美味しく感じます(個人差があります)。カップも勝手に増えていく気がしますが、お気に入りを2つ。
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紙コップをモチーフにした陶器製のカップで、出っ張りがあったり、「熱いから気をつけてね!」ってテキストがあったりして、シンプルながらも気の利いたデザインがあって好きなのです。使い勝手はかなり良いですよ。
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木から削り出したカップで、材は槐(エンジュ)です。手に取って、いちばん手にしっくりくるのがこのカップでした。一見持ちにくそうですが、すごく安定して持てるんです。一生使っていこう、と決めたカップです。
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コーヒーの抽出は複雑にしようとすればいくらでも複雑になるし、シンプルにしようとすればどこまでもシンプルになりますよね。このセットはその時その時で変わっていくのが面白いです。きっと半年後、1年後でまた違うセットになっている可能性が高いですね。また抽出用の器具が変わってきたら、同じように書いてみようと思ってます。
ちなみに、わたしは今年でコーヒーを自分で淹れるようになって10年目なのですが、コーヒー1年目の時の器具はこんな感じでした⬇️。うーん、シンプル!
[2014年:コーヒー1年生]
— くまくら (@kuma_kurar) July 28, 2020
陶器市でドリッパーを衝動買いしたところから、わたしのコーヒーは始まりました。淹れ方はあまり気にせず、たまに上手く淹れられるとすっごく嬉しかったです、打率は低め。
※ ポーレックスはトップが六角の旧型です(モノがなくて写真では新型)。 pic.twitter.com/c2WPemmQ5T